TOP>>インタビュー>>aries-interview>> #26 エリースFC東京 小宮敏裕 理事長 インタビュー Vol.1

#26 エリースFC東京 小宮敏裕 理事長 インタビュー Vol.1

-その年によって欲しいポジションの選手も変わってきますよね。

小宮 GKが5人いて、先発と控え以外の3人は出られないじゃないですか。でも、その3人がちゃんと来るんですよね。練習用の黒のユニフォームを着て5人で仲良くやっているんですよ。あの感覚が凄いと思いますね。他のチームに行ったら、すぐにレギュラーで出られる人もいるのにウチにいてくれる。もちろん練習試合には出ますけど、公式戦ではGKは代えにくいじゃないですか。3人しか交代枠が無いから、事故でもない限りGKはそのままでいきたい。5人いると登録も大変ですよ。関東リーグのホームページを見ると30人しか登録出来ないから、状況によって変えているんですよ。ホームページを見ると、自分がメンバーに入っているか分かる。ですが、入っていなくても来てくれる。申し訳無いなと思いますけど、嬉しいですよね。

よくサッカー関係者から「小宮さんはどんなフォーメーションが好みですか」と聞かれるんです。私の理想は、まず4バックですね、3バックをやるには練習量が少なすぎるので。ダブルボランチ、両ウィングにツートップで、更にトップ下が欲しいです。こんな感じで話します。お気づきでしょうが、これだと12人になってしまうのですね(笑)

話は飛びますが昨今は世界的に3トップが復活してきて嬉しいですね。私はウィングプレーヤーとサイドバックの戦いが、唯一サッカーの中での間の取り方といい、1対1の勝負所が、野球や相撲にも通じるワンシーンだと思うんです。その瞬間が凄くワクワクしますね。

-ところで、関東リーグのホームページのメンバー表は、選手登録する度に臨機応変に変えられるのですか。

小宮 そうです。私がそういう風にしようとやったんです。最初は反対もありました。プログラムの原稿の締め切りが2月の末で、リーグがスタートするのが4月。3月に大学を出て加入した選手も、プログラムに載っていないと試合に出られないんですよ。やはりプレーヤーズ・ファーストなんだから、それはおかしい。「関東リーグのプログラムが一番重要なのですか?」と。

4年くらい前までは月一度の理事会で承認を得ると、翌週から出場可能となっていました。例えば理事会が4月末ですと、プログラム締切2月末からそこまでに入会した選手は5月にならないと試合に出られない。「それは変だから私がやります」と。「毎週登録メンバー表をくださいと私が打ち込みますから」と。各チームに理事がいて、私が当時関東リーグの選手登録担当理事でした。各チームに水曜日までにメンバー表をくださいと言って、それを登録して。大変でしたけどうまくいきましたよ。企業チームは1回登録するとほとんど入れ替わりがないんですけど、クラブチームは激しく入れ替わりますね。

-大学生の選手もいますが、高卒加入ですか?

小宮 そうです。高卒でウチに入る時は、なるべく親御さんに話をしてからにしています。大学に行ってからの進路やら目標が見えてないといけないですから。ウチに来たら土日は活動がありますよと。怪我をする事もあるかもしれませんしね。やはり高校を出たばかりだと、筋力がまだ弱いから。大学4年間で鍛えてもらわないとちょっと危ない。

親御さんと話をして理解してもらってから、入会申込書を書いてもらうという形ですね。お金がかかるじゃないですか、7万円。やはりアルバイトをするか、親御さんから支援してもらうかだと思いますから、そこはきっちりとお話しをしますね。大学を出た場合は立派な社会人だから、親御さんに一々言ったりはしないですけど。

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