#80 9/16 東京都リーグ1部　T.F.S.C. vs 青梅FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #80

前節の大敗の悔しさを払拭　青梅FCが11ゴールを奪い、関東社会人サッカー大会進出決定！

9/16（日）16時　東芝府中グラウンド
東京都社会人サッカーリーグ1部
T.F.S.C. 0-0 青梅フットボールクラブ

前節、青梅FCはリーグ首位を争う早稲田ユナイテッドとの直接対決で、6失点を喫し敗れた。あれから1週間、この日に向けて練習に取り組んできたイレブンが、11ゴールを奪取し、大敗ムードを一掃させた。

前半で勝負を決めた青梅FC・FW吉田の2ゴール

試合開始早々に、FW岩田朗のラストパスからFW吉田幸史が決める。そして11分には、DF中村徹のアーリークロスに再び吉田が反応し、あっという間に2点のリードを奪った。「だいたい試合が決まった」と青梅・北原監督が試合後に振り返ったように、吉田の古巣でもあるT.F.S.C.相手に、早い時間帯で奪った2ゴールで青梅は試合の趨勢を決めた。

その後、前半の間にひたすら攻め続けた。16分に岩田がゴールを奪い、22分にはDF津久井弘伸がセットプレーを右足で合わせてリードを広げていく。35分に再び岩田が決めると、アディショナルタイムには、右サイドハーフで出場したFW平松翔がループシュートを決めて、6-0のゴールラッシュで前半を終えた。

後半も攻め続け、終わってみれば二桁得点で圧勝

後半も、青梅のゴールラッシュは続いた。10分に平松のゴールで口火を切ると、その3分後には岩田が8-0となるゴールを決め、ハットトリックを達成。そして16分、21分と連続ゴールを奪って、結局この日の岩田は5得点を挙げた。

岩田は前節、出場停止のため出場することができなかった。チームの大敗だけでなく、目の前で得点ランキング首位の座も明け渡していた。その悔しさがこの日のT.F.S.C.戦での大暴れに繋がったのだろう。これで今シーズン通産18ゴールとし、3年連続のリーグ得点王を確実なものとした。

青梅は36分、MF笹栗史人がクロスボールに飛び込み、11ゴール目を奪ってゴールラッシュを締めくくる。