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#15 横河武蔵野FC 依田博樹 強化担当 インタビュー Vol.1

「環境が整うと選手達は馴染み甘えていく。その環境に対して、自分は負けていないか?と」

-現役時代からチームのまとめ役だったのですか?

依田 キャプテンは何シーズンかやってますが、資質というよりも『やらなければ』という気持ちでしたね。

-当時はコーチングスタッフが少ない中で、選手達自身も率先して行動していたのでしょうか?

依田 「言われたからやる」のでは、人間なかなか動けないですからね。現役時代も指導者になってからも、そういう所はうまく促してやってきたつもりです。

-近年はスタッフの数も充実していますよね。

依田 そうですよね。練習でキーパーにボールを蹴ってくれるコーチがいたり、ピッチを離れた所でケアしてくれるスタッフもいます。昔にはホント考えられなかったですよ。

-そういった意味では、今の選手達には少し物足りなさを感じる事もありますか?

依田 プレー環境を整備すればするほど、選手達はそれに馴染んで甘えてしまうので、そういう環境整備を少し止めて、選手達に厳しさを求める。チーム作りはその繰り返しなのかなと思っています。今は環境に恵まれていて、選手達が自分に負けている所も少しあるな、と感じます。監督から強化担当に立場は変わりましたけど、そういう所は絶対に見ていかないといけない。

-監督就任した当初は不安もありましたか?

依田 全く知らない選手達の中に、あるいは全く知らないチームにポンと自分が入っていくわけではなかったので、不安は特にありませんでした。選手、コーチとずっと横河でやってきている状況だったのでね。

-やはり「横河」だから監督を引き受けた部分が大きいのでしょうか?

依田 それは絶対にそうですね。これが例えば「東京23FC(現在、関東1部所属)で監督をやる」となったら、気持ちの持ち方も違ったと思います。横河は、ある程度知っている選手がいて、どういうパフォーマンスが出来るか掴めていましたから。JFLでリーグ優勝できるかどうかは別問題ですけど、自分が皆を上手くまとめる事が出来れば、ある程度は戦えるかなという気持ちはありましたね。

-ところで依田さんは現在、何級ライセンスをお持ちなんでしょうか?

依田 これはあまり言わない方が良いのかもしれませんが(笑)C級です。JFLで監督をやるには、本当はA級が必要なんですよ。ただ、私が監督を始めた後、数年経ってから『JFLの監督はA級ライセンスを取得してくれ』という話が出てきたんです。なので、『自助努力でA級を取ってほしい』と毎年JFLから言われていましたんですが、B級以上を受講するとなると仕事を休まなければいけないので、ずっとC級でやらせてもらっていました。

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