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#171 11/24 なでしこリーグ入替戦 第2戦 FC吉備国際大 vs スフィーダ世田谷FC

スフィーダ世田谷FC・DF田中麻里菜

-相手が勢いを持って押し込もうとしてきました。試合の入りとしてはいかがでしたか?
「私の所でバタついてしまったんですけど、前半やってみて自分達の流れで出来たのは感じていました。勝負は後半と言っていたので、前半戦を0-0で折り返せたのはプラン通り。その中で主導権も握れていましたし、これは行けるなという感覚はありました」
-チーム全体の集中力がかなり高かったように思います。
「最後の方はクリアするのに必死でしたけど、一つひとつのプレーに対してみんなが気持ちを込めてやってくれたと思います」
-後半終盤に足を痛めました。
「相手も放り込んできていて、裏へのケアが出来なかったので、早めに監督に伝えて代えてもらいました」
-先制した後、かなり押し込む場面がありました。
「相手の焦り具合が凄く伝わってきました。ここで追加点を奪えるか奪えないかが、差だなと。相手との差ではなくて、なでしこリーグとの差だなと。そこに行けない自分達の弱さだなと思います。自分達の流れの時に追加点を奪えていれば、試合を決められていたかもしれない。まだ、自分達はなでしこリーグに行くレベルじゃないんだなと」

スフィーダ世田谷FC・MF冨山瞳

-試合の感想を教えてください。
「PKまで来たので勝ちたかったというのと、決めるべき所で決めていればもっと簡単に勝てた試合だったと思います」
-先制した後も相手を押し込みました。
「自分自身にもチャンスがあったんですけど、それを決めきれなかった。終わったことですけど、決められていればと思います。試合に絡めなかった選手達に申し訳ないです」
-中盤の底で、相手の攻撃を止め続けていました。
「自分の所で止めればディフェンスも楽になりますし、高い位置で取れればその分攻撃の時間を増やせると思っていたので、守備の面では絶対に止めてやると。自分はそんなに足が速い方ではないですし、頭を使って相手の一歩先を読まないと対応出来ないので、そこは気をつけました」
-相手の出方はスカウティングでもある程度掴めていましたか?
「昨日もミーティングで話していましたし、第1戦をやって肌で感じた事が色々あったので、そこを選手達と話して試合に入りました」
-何か足りなかったものがあるとしたら、何を挙げますか?
「ワンプレーの質、前半の最初もパスミスなど持ったいない所がありました。そういうプレーをもっとこだわって出来れば、もう少し楽に試合を運べたのかなと思います」
-まだ皇后杯も残っています。
「試合に負けたという事は悔しいので、その借りを返すではないですけど、気持ちを落とさずに最後まで勝利を目指してやりたいと思います」

(了)

(取材・文 青木務)

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