#16 東京23FC 中山友規選手 インタビュー
-個人的な課題はありますか?
中山 結構、自分には波があってポジショニングをサボってしまう時もあります。今年はボランチをやっていて、前に後ろにと動いているんですけど、『何となく良いパフォーマンスが見せられるんじゃないか』と感じています。
-ご自身ではボランチというポジションは合っていると感じますか?
中山 僕は、出来ればいつも『何点取ろうが無失点で終えたい』と考えているんです。やはり失点するのは好きじゃないですし。でもサッカーをやっている以上はゴールも決めたいですね。センターバックでもボランチでも、自分の良いプレーは出せるかなと思います。
駒沢大学、JFL、そして東京23FCへ
-中山選手はサッカーを始めたのはいつですか?
中山 小学校低学年ですかね。兄貴がいたので、そこに付いて行ったのが最初だと思います。そのまま地元の中学校でサッカー部に入りました。
-駒澤大学高校に進学した経緯を教えてください。
中山 うちの中学校は部員が少なくて、全員合わせて13人くらいで弱小でした。たまたま選手権の東京都予選を見に行っていたんです。駒高と国士舘だったかな。駒高は負けてしまったんですけど、その試合を見て何となく行きたいなと。駒高は一度も全国に行った事がなかったので、自分が入って行けたらなと思っていました。それで練習に参加したいという話をしたら、試合に出場する機会がありました。後でわかったんですけど、実はそれがセレクションだったみたいで。
-小学生の頃からずっとセンターバックだったのですか?
中山 小学校の時はセンターバックでしたね。中学ではボランチやトップ下でした。さっき言った駒高のセレクションでは、ボランチとセンターバックで出場しました。
-高校時代のポジションはどこだったんですか?
中山 1~2年生の時はボランチで、途中からセンターバックに移りました。ボランチでは守備に専念という感じで、ほぼセンターバックのような感じでしたね。
-その後、駒澤大学時代は現在チームメイトのDF伊藤龍選手とコンビを組んでしましたが、知り合ったのはいつ頃なんですか?
中山 大学に入ってからですけど、彼は有名だったので名前は知っていました。高校時代に1回対戦した事があって、お互い出場していたみたいなんですけど、その時は面識は無かったですね。
-駒澤大学というと、細かく繋ぐというよりは前へ前へというサッカーだと思います。そのスタイルはご自身に合っていましたか?
中山 そうですね。僕も足下がある方ではないので、自分のヘディングだったり、強みは身に付いていったと思います。ひとつの能力を最大限に発揮出来る環境でしたし、人間的にも教わる事がたくさんあって、凄く良かったです。それに(当時は駒大サッカー部が)日本一の時代だったので、そういう場所でサッカーが出来るというだけでモチベーションになりました。