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#16 東京23FC 中山友規選手 インタビュー

東京23フットボールクラブ DF中山友規選手ロングインタビュー

2003年に東京23SCとして創設されたクラブは、2010年に現在のクラブ体制に一新され、名称も東京23FCとなった。2011シーズンは東京都リーグ1部(6部に相当)に所属ながらも、全国社会人サッカー選手権大会で優勝を飾るなど、この3年間で着実にチーム強化が図られてきた。そして2013シーズンから関東リーグ1部を戦う東京23FCは、いよいよ3部リーグ昇格を目指す事となった。

近年は地域リーグ決勝大会出場からJFL、Jリーグへと昇格するクラブが増えており、9つの地域リーグの戦いにも注目が集まる。東京23FC、FC KOREAという東京のクラブが、2年連続で全国社会人サッカー大会優勝、地域決勝出場という結果を出したことで、関東リーグ1部の実力は充分に示されている。今年こそ東京から新JFLクラブの誕生を、と期待感は膨らむ。

そこで東京偉蹴FOOTBALL編集部では、今季の東京23FCを後方から支えるDF中山友規選手に注目してみたい。溢れる闘志を前面に押し出し、空中戦で無類の強さを誇る“背番号3”が、今季のチームを更なる高みへと押し上げることだろう。
4/7リーグ開幕を直前に控えた江戸川陸上で、中山選手のこれまでのキャリア、クラブとの出会い、今シーズンの目標などインタビューさせて頂いた。(インタビュー日:2013年3月)


-本日は宜しくお願い致します。まず、昨シーズンを振り返っていただけますか?

中山 2012年に初めて関東リーグ2部を戦ったんですけど、正直もっと圧勝できるかなと思っていました。でも、僕らは若いチームなので、好不調の波が激しかったですね。1試合、1試合の調子が安定しなくて、得点は取れてもトータル的に見れば失点が多かった。それでも結果的にリーグ優勝できて良かったですね。

-守備の中心としてプレーしていた中山選手としては、失点の多さは悔しさがありますか?

中山 そうですね。あれだけ失点していて、よく(関東リーグ2部の)ベストイレブンに選ばれたなと(笑)

-初めての関東リーグという事でしたが、手応えは得られましたか?

中山 自分達がやりたい事、ボールを回したりだとか、一人ひとりが『こうやれば出来るな』という手応えはあったと思うし、通用するなと感じていました。

-2011年の全国社会人サッカー選手権大会は無失点で優勝しています。当時は守備が固かったですか?

中山 攻撃型というよりは、全員で守ってカウンター。攻撃の形は特に無かったです。まずは守備から入って、という戦い方でした。

-(2011年、2012年と)全国社会人サッカー選手権大会で、他の地域リーグのチームとも対戦しています。そういった対戦相手と比べて、関東リーグや東京都リーグのレベルはいかがですか?

中山 関東リーグ2部でも、上位チームは戦える部分もあって、強いなと思うチームもありました。個人的にも、そういう相手とやる時はモチベーションも上がりましたし。

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