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#144 8/11 JFL 第24節 FC町田ゼルビア vs Y.S.C.C.

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #144

2点差をひっくり返しFC町田ゼルビアが4連勝

8/11(日)15時 町田市立陸上競技場
JFL 第24節 FC町田ゼルビア 3-2 Y.S.C.C.

FC町田ゼルビアが、上昇気流に乗り始めている。第21節・FC琉球戦で、楠瀬直木監督代行体制となってから初勝利を掴む。3日後に行われた東京都サッカートーナメント社会人代表決定戦では、関東サッカーリーグ1部・東京23フットボールクラブに足をすくわれたが、JFLでは勝ち星を重ねて現在3連勝中だ。

蒸し暑さに加え、雷も鳴っていた。局地的な豪雨も心配される中で始まった試合は、立ち上がりからアップテンポな展開となった。Y.S.C.C.がチャンスを作れば、ゼルビアもすぐさま反撃する。

まずはY.S.C.C.。前半11分、カウンターからFW松田康佑がシュート、これをGK相澤貴志が防ぐ。2分後はゼルビア。ゴールキックをFWアンデルソンが頭で流すと、FW向慎一が粘ってアンデルソンが狙った。

1点を返して後半に繋げたゼルビア

互いに攻め合う中、Y.S.C.C.がスコアを動かす。31分、再三左サイドから突破していたMF青田翔がクロスを送る。ファーサイドでMF伊藤和基が落とすと、これをMF越水将一が右足で決めてアウェイチームが先制した。Y.S.C.C.は特に左サイドが機能していた。サイドバック・DF西山峻太が高い位置をとって青田をサポート。対面するゼルビアの右サイドは後手に回る事になった。

というのもゼルビアの右サイドバックは「久しぶりだった」というDF大竹隆人。そして一列前には加入して間もないMF日高慶太が入っていた。なかなかスムースな連携を取れず、そこを相手に突かれる形となった。それでもゼルビアも攻撃は出来ていた。しかし39分、Y.S.C.C.に追加点を許す。松田のシュートを相澤が止めると、素早くMF相馬大士に預ける。しかし、これを狙っていたY.S.C.C.・越水がプレスをかけてボールを奪い、松田へ繋ぐ。松田は狙い澄ましたシュートをゴール右隅へ沈めた。

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