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#138 7/28 関東1部リーグ 後期 第5節 エリースFC東京 vs FC KOREA

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #138

エリースFC東京がリーグ残留を決める勝利 FC KOREAは優勝に向けて正念場

7/28(日)11時30分 江東区夢の島競技場
関東1部リーグ 後期 第5節
エリースFC東京 2-0 FC KOREA

エリースFC東京は24日にJFL・横河武蔵野FCと東京都サッカートーナメント 社会人代表決定戦を戦っており、“週末に試合”というサイクルが崩れ、体力面が心配された。

とは言え、前節の勝利で関東リーグ1部残留をほぼ濃厚とした事は大きい。チームに余裕をもたらし、そこから良い攻撃や良い守備も生まれるだろう。

一方のFC KOREAは、前節・日立ビルシステムを相手に先制しながら、追いつかれて引き分けている。関東リーグ1部優勝=地域決勝出場に向けては、痛いドローとなってしまった。

昨日27日に首位・ヴェルフェたかはら那須が勝利しており、暫定だが勝点差5に開いている。2位につけるKOREAとしては、エリースから3ポイントを奪い、リーグ優勝への勢いをつけたい。

KOREAの攻撃に対しラインを下げて対応するエリース

エリースとKOREAの戦いは、いつも非常に見応えのあるものだ。攻めるKOREAに対してエリースはしっかり守りながら鋭くゴールに迫る。この日もそのような展開で試合が進む。

試合開始のホイッスルと同時に、エリース・GK白子哲平が「最初割り切って行くぞ!」と周りを鼓舞する。その言葉通り、エリースはセーフティを徹底。前から積極的にプレスをかける事もなかったが、それについて檜山康監督は「消耗も激しくなるから効率良くやろう」と言い、MF谷川烈も「ラインを下げてゲームをコントロールした」と振り返った。

とは言え、KOREAもボールを回させられているという状況でもなかった。左サイドを起点に複数の選手が絡んで相手を押し込んでいく。

FW姜豪が前線を動き回って掻き回すと、前半19分にビッグチャンスが訪れる。左サイドをFW金載東が軽やかに相手をかわして突破し、マイナスのボールを姜がシュート。しかし、エリース・白子にセーブされゴールならず。

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