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#134 7/21 関東1部リーグ 後期 第4節 FC KOREA vs 日立ビルシステム

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #134

好調・日立ビルシステムが2位・FC KOREA相手に引き分けに持ち込む

7/21(日)11時 品川区大井第二球技場
関東1部リーグ 後期 第4節
FC KOREA 1-1 日立ビルシステム

リーグ中断明けの初勝利を狙う2位・FC KOREA(勝点27)と、後期リーグに入ってから無敗と好調の7位・日立ビルシステム(勝点14)が顔を合わせた“関東1部・東京対決”。うだるような暑さの中、ピッチが近いスタジアムの構造も相まって、選手達の汗が飛んでくるような熱戦となった。

テクニックに優れたKOREAが試合を支配

日差しが照りつける中、立ち上がりから積極的にボールを奪いにいったのはKOREA。相手ボールに成るや否や身体を素早く寄せて、日立ビルシステムを苦しめる。一方の日立は、相手の激しいプレッシャーに晒されながらも、しっかりと足元で繋ごうとする。

 
時計の針が進むにつれ、試合は徐々にKOREAペースに。FW姜豪が跨ぎを入れたフェイントからドリブルシュートを放つなど、バランスの良い守備と個人でも仕掛けていく攻撃で、日立のゴールに迫った。日立はFW藤波大登など、前線の選手に技術はあるものの、選手間の距離が遠いためボールが入っても孤立して奪われる場面が目立ち、ほとんどシュートを打つことすらままならない。

KOREAは前半40分。FW権載龍からパスを受けた姜がシュートを打つが、枠を捉えることは出来ず。激しい守備と技術力のある攻撃で試合を優位に進めたKOREAだったが、決定力を欠き、前半を終えた。

両チームスコアレスと少々地味だった前半だが、後半開始直後に試合は動く。49分、KOREAはコーナーキックのこぼれ球をMF朴世訓がワントラップしてペナルティエリアの外から豪快にシュート。これがネットに突き刺さり、KOREAが先制する。

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