TOP>>レポート>>MATCH OF THE WEEK>> #90 10/17 全社 決勝 福島ユナイテッド vs FC KOREA
matchreport

#90 10/17 全社 決勝 福島ユナイテッド vs FC KOREA

試合後の両チーム監督・選手コメント

福島県ユナイテッドFC・時崎悠 監督

-試合を振り返っていかがですか?
「1週間前(10/10)に天皇杯でアルビレックス新潟と戦って、移動もあった中で選手達は最後まで力を出してくれたと思うので、感謝しています。連戦ということもあって、互いに緩い立ち上がりだったと思います。そして、向こうの流れの中でこちらに退場者が出てしまったことで、選手達は精神的にダメージを負ってしまったのかなと」

-今大会を戦ってみていかがですか?
「十分収穫のある大会でした。接戦を戦う中で、JFL昇格に向けてまだ足りない所もあるとわかりましたし、地域決勝に向けて良いシミュレーションになりました。自分達の立ち位置も確認できたので、これから1ヶ月、足りない所を改善できるよう準備をしていきたいと思います」

-足りない所とは、具体的にどのような部分ですか?
「メンバーが30名いてチームの軸もいますが、色々な選手にチャンスを与えてシミュレーションができました。ですが、大事な選手を欠くと自分達のサッカーがブレてしまう。そこが見えた大会でした。ウチは守備が特徴のチームで、そこから攻撃への切り替えの速さ、前に出て行く力があります。5日間の連戦で言うのもアレですけど、今日はそれが出せませんでした。ただこれは過信じゃないですが、今日はKOREAに負けましたけど、地域決勝で当たることがあれば今度は勝てると思っています」

-改めて連戦を振り返っていかがですか?
「10日間で7試合をこなしましたが、選手達は持っているものを出し切ってくれました。負けたのは悔しいですけど、その気持ちを残してくれたと捉えています」

FC KOREA・黄 永宗 監督兼選手

-試合を振り返っていかがですか?
「チーム皆に感謝。ご苦労様と伝えたい。アグレッシブな相手に、しんどいながらもしっかり戦えたと思います」

-相手ペースの時間でもよく耐えていたと思いますが?
「自陣に押し込まれる場面が続いている中で、みんなで声を掛け合って集中して守り切れたと思います。だからこそ、流れを引き寄せられたと思っています」

-戦ってみた福島ユナイテッドの印象を教えてください。
「もう少しボールを回してくると思っていたんですけど、シンプルに蹴ってきたので、跳ね返してセカンドボールを拾うことができました。サイドから良いクロスが幾つかありましたけど、焦ることはなかったです。むしろ、回される方が嫌でした」

-この優勝の意味はどういったものですか?
「自信をもたらしますし、何より在日のサッカー界に凄くインパクトのあることだと思います。その場に携われて、最高の環境で出来ましたし、支えてくれた方々に感謝したいです」

-来月には地域決勝が始まります。
「僕自身、徳島県にいたので、四国には縁があるなと。地域決勝に出てくるチームに弱いところはないですし、バンディオンセ加古川もまた地域決勝に向けて合わせてくると思います。準決勝で勝ったからといって油断せず、違うチームだと思って臨みます。僕らはJFLまでしか行けないですけど、上がることで日本のサッカー史にも残るので、一戦一戦、集中していきたいです」

-今大会は、リーグ戦の残留争いを勝ち抜いた良い流れのまま戦えたと思います。地域決勝までの1ヶ月、どのような強化をしていきたいですか?
「ガラッとサッカーを変えることはないので、細かい所を修正して、相手の情報があれば対策もしたいです。KSL市原カップがあるので、今回使えなかった選手も使って底上げができれば。また結果にもこだわって、チーム力を上げていければと思います」

◆前後のページ | 1 2 3 4 | 5