#6 1/29 FC町田ゼルビア 2012新体制発表会
新体制発表会での新加入選手の挨拶②
FW鈴木考司
「FC町田ゼルビアに加入できて本当に嬉しく思います。今まで支えてくれた方に感謝の気持ちでいっぱいです。1日でも早く皆さんに名前と顔を覚えてもらえるよう頑張るので、応援よろしくお願いします。」
GK相澤貴志
「自分自身もチームと一緒に成長できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。」
FW平本一樹
「自分の持っている力を精一杯出すので、応援よろしくお願いします。」
MF戸田和幸
「この度町田ゼルビアでプレーさせていただくことになりました。素直な気持ちを話すと、このような華やかな場に自分が立っていることが、恥ずかしいくらい何もない2年間を過ごしていました。引退も考えましたし、膝が壊れて手術をして、リハビリに明け暮れて、自分が選手としてやれることはあるのか、それとも辞めるべきなのか。考えているときに今回のお話をいただきました。ありがたい話なんですが、素直に受け入れることができませんでしたし、選手としてできる確信が持てませんでした。自分にとって最後のクラブだと思うので力の限りサッカーをしたい。
町田はとても大きな存在ですし、そんなチームがJ2に上がるのは嬉しいです。練習参加させていただいた時もとても良い雰囲気でした。膝はもう完治して、もう一回サッカーしたい、自分にできることがあると思っています。自分が生まれ育って、サッカー選手になれて、町田に帰って来ることができました。膝も治って、素晴らしい仲間とサッカーができて、毎日本当に幸せです。皆さんもサッカーが好きだと感じますし、僕もサッカーが大好きです。もう一年、サッカーができる喜びを噛みしめながら、自分ももう一度輝きたいと思いますし、幸せな一年を過ごしたいと思います。できる限りのことは全てやります。」
コラム② ~戸田和幸 現役最後は地元・町田で~
MF戸田和幸が帰ってきた。数々のクラブを渡り歩いてきたフットボーラーが、現役最後の地に選んだのは、地元・町田だった。「このタイミングで来た以上、ここで良い仕事をしたい」。2年のブランクがある。膝の怪我で思うようなプレーはできなくなっていた。「引退も考えたし、手術をしてリハビリに明け暮れた」。
そして、ゼルビアからオファーが届く。「最初は素直に受け入れられなかった」が、膝の状態は問題ないレベルまで戻ってきた。「全然痛くない。足に力がある」。もう一回サッカーがしたいという気持ちが大きくなっていく。サッカーを覚えた町田からプロになり、そして再び戻ってきた。
戸田には、もちろんJリーグ経験者として戦力になることが求められる。しかし、それだけではない。その豊富な経験を、チームメイトに伝えていく役割も担ってほしい。新体制発表会での挨拶、戸田はサポーターの前でこう言った。「もう一度ピッチの上で輝きたい。できる限りのことは全てやります。町田ゼルビアは僕にとって最後のチームです」。集まった約500人のサポーターから大きな拍手が送られた。戸田和幸の集大成が始まる。
(新体制発表会での全選手挨拶は3ページ目に続く)