#25 FC町田ゼルビア 深津康太選手 インタビュー
リーグ戦も(9/14Honda戦を入れて)残り10試合。2位とは5ポイント、首位とは7ポイント離れている。まだ、何も終わっていない。ラスト5試合などは、非常にシビれる展開になるだろう。そんな極限の状況で求められるのは、やはりメンタルの強さだという。そしてピッチに立つ以上、それは絶対に備えていなければならないものだ、とも。
「気持ちで負けない。最後の一歩はメンタルですよ」
深津 (メンタルの強さは)持っていないとダメですよ。最終的にグラウンドで、ここでもう一歩出さなきゃという時、その一歩を出させるのはメンタルしかないですよ。相手に負けてたまるかという気持ちが大事。メンタルが弱いと、試合でそういう一歩が出せない。
可能性がある限り、戦いは終わらない。J2に上がらなければならない。ゼルビアに関わる誰もがそう思っているはずだ。後半戦もチームの牽引役を担う深津が、今後の抱負を語った。
深津 もちろん諦めていないし、まだ全然わからないと思います。僕らとしては本当に負けられない試合がずっと続くので、毎試合がトーナメント。負けたら終わりという雰囲気でやらないとダメですよね。ただ、このプレッシャーも楽しみながらやりたいです。リーグ優勝だって届かないものとは思っていないです。
(了)
<プロフィール概略>
深津康太・・・1984年8月10日生まれ。千葉県出身。流通経済大学付属柏高校から2003年に名古屋グランパスエイトに入団。4クラブでプレーし、2009年にJFLのFC町田ゼルビアに加入。
守備の要として2シーズンプレーすると、その活躍が認められ2011年に東京ヴェルディへ移籍。パス精度やフィード精度の向上により、プレーヤーとしての幅を広げた。そして今シーズン、3年ぶりにゼルビアに復帰。1年でのJ2復帰を目指すチームの大黒柱として期待がかかる。