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#21 横河武蔵野FC 金守貴紀選手&岩田啓佑選手インタビュー


-金守選手は去年からキャプテンを務めていますが、実際にやられてみてどうでしたか?

金守 去シーズンは怪我で半分くらい出られなくて、練習にも参加出来ていなかったんです。そんな状態でキャプテンをやって良いのかなと思ったんですけど、依田さんから「ピッチの外から見て伝える事も出来るから、やってくれ」と言われて引き受けました。何が出来たかは、正直わからないですが。

岩田さんから見て、キャプテンはいかがですか?

岩田 プレーで引っ張るタイプですけど、試合中は指示とか凄く出していますよ。

-天皇杯に向けて、東京都サッカートーナメントが7月から始まります。「横河武蔵野は勝って当然」という見方もされる中で、別のカテゴリーのチームと戦う心構えみたいなものはありますか?

岩田 これまで何試合もやってきていますけど、どことやっても強い相手ばかりです。心構えとしては、「どこが相手だろうとしっかり分析して、弱点を突いていく」「状況に応じたサッカーをしていかないとやられてしまう」と。僕らが昨年の天皇杯2回戦でFC東京を食ったように、何が起こるか分からないので、『しっかり相手をリスペクトして、全力で倒しにいく事』ですね。

「どこが相手でも、全力で倒しにいく(岩田)」

-金守さんはいかがですか?

金守 どことやっても強くて、東京都予選を勝ち抜く事は非常に厳しいです。相手が格下という意識は全く無いですね。これまでも東京都予選で負けてきていますし、東京ヴェルディのユースにも決勝で負けています。だから気持ちの面で隙を見せるという事は、みんな無いんじゃないかなと思います。

-先ほど、昨年のFC東京戦の話が出ましたが、岩田選手のあのゴール、金守選手はどう見ていましたか?

金守 最初、「(FKを蹴った時は)長いな」って思っていました(笑) 相手ゴール前に詰めてはいたんですけど、僕の目の前で直接ゴールが入ったのでビックリしました。「マジ!?」って。入った瞬間は、まず残り時間を確認しましたね、「後、何分だ」と。多分、決まった瞬間に啓佑の所に駆け寄るダッシュが、皆あの試合の中では一番速かったんじゃないかな(笑)

「FC町田ゼルビアは負けたくない相手。完全アウェイの雰囲気の中で勝つのは気持ち良い(金守)」

-最後に。7/14(日)はJFLでFC町田ゼルビアとのダービーがあります。意気込みを教えてください。

金守 やはり負けたくない相手ですよね。お客さんも沢山入るので、そういう『完全アウェイの雰囲気』の中で勝つというのは、凄く気持ちの良いものだと思うので。

岩田 負けたくないですね。前回のリーグ戦で負けているので、しっかり借りを返さないといけない。ウチのチームから行った選手もいるので、負けないように意地を見せたいです。

-本日はありがとうございました。今後のお二人の活躍に期待しています。

(了)

<プロフィール概略>
金守貴紀…1985年4月26日生まれ。三重県出身。四日市中央工業高校時代には、キャプテンとして全国高校サッカー選手権大会にも出場。2008年、横河武蔵野FCに加入。守備力の高さに定評があり、ボランチだけでなくセンターバックでもプレー出来る。昨年の天皇杯・柏レイソル戦では、5バック気味に守るチームで最終ラインを統率した。昨シーズンからキャプテンを務める。

岩田啓佑…1986年10月13日生まれ。神奈川県出身。大学時代は目立った成績を残せなかったが、横河では加入した2009年から試合に絡み、今やチームの中心選手に成長。精度の高いキックを駆使し、セットプレーでキッカーも務める。昨年の天皇杯・FC東京戦で、誰もが驚く超ロングFKを決め大金星の立役者となった。

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