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#159 10/2 東京国体サッカー成年男子 決勝 東京都選抜 vs 岐阜県選抜

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #159

東京都国体選抜 セットプレーに沈み惜しくも準優勝

10/2(水)13時30分 味の素スタジアム
東京国体サッカー成年男子 決勝
東京都選抜 0-1 岐阜県選抜

東京都国体選抜も岐阜県国体選抜も、共に接戦を勝ち抜いて決勝の舞台までやってきた。特に東京都は、ここまで3試合全てでPK戦までもつれており、やっとの思いで味の素スタジアムに辿り着いた。

優勢に進めながら手痛い一発を浴びる

「1回戦から少しずつ良くなってきていた」というFW山本恭平の言葉通り、東京都が序盤からボールを支配する。司令塔・MF本橋良太を軸に少ないタッチで小気味良くパスを繋ぐと、前半4分には、山本がペナルティエリアの手前で落とし、これを本橋が狙う。また東京都は、MF朴世訓が独力で左サイドを崩すなど惜しい場面も作り出した。

「1、2回戦は彼本来のプレーではなかったが、昨日の3回戦でゴールを決めて調子が上がっていた」

漆間信吾監督が評したように、朴はこの日もゴールに絡もうとアグレッシブにプレーした。

しかし良い流れの時間で決められずにいると、岐阜が徐々に落ち着きを取り戻す。前半19分にCKを得ると、MF柳澤準のキックをFW緑悟がニアに走り込みながら右足ボレーで合わせ、岐阜が先制ゴールを奪った。

東京都は山本とFW山下真太郎の2トップが積極的にボールを呼び込み、相手を食いつかせておいてサイドに振る。しかし、ラストパスの微妙なズレや相手の体を張った守備もあって、決定的なチャンスをなかなか作れない。

終了間際には岐阜県・柳澤に際どいシュートを打たれるなど、前半のシュート数は岐阜県の5本に対して東京都は3本。ボールは保持していた。しかし、カウンターを受けると危険なエリアまで進行されていた事を、この数字は表している。

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