#153　9/15 チャレンジリーグ 第21節 スフィーダ世田谷FC vs ASエルフェン狭山FC

試合後の両チーム監督・選手コメント

スフィーダ世田谷FC・川邊健一監督

－率直に振り返っていかがですか？
「そのままの差かなと思います。もっと前半から冷静にじっくりボールを動かしながら戦えれば、終盤に動けなくなる事もなかったんじゃないかなと。ハーフタイムにも、もっとゆっくり攻めるようには指示していました。最後は、完全に消耗して動けなくなってしまいました」
－試合前は選手達にどのような言葉をかけましたか？
「これだけ強いチームとやれるわけですから、試合を楽しもうと伝えました」
－エルフェンとの差は、どのような所に感じますか？
「個の能力の違いは絶対ありますよね、なでしこジャパンの選手もいますし。その相手に上手くグループでまとまって戦えていたので、これからオフェンスの能力をもっと高めていけば、今日みたいな相手にもまともに戦えると思います。なので、手応えも感じています」
－後半終盤に田中（麻）選手を前線に上げましたが、ギリギリまで待っていましたか？
「最後まで勝ちを目指してやっていたんですけど、前に上げる直前に3点目を取られたので、プランが崩れてしまいました」
－荒川選手と大野選手への対応は問題はなかったですか？
「臼井と麻里菜が声をかけあって、オフサイドトラップをかけながら対応出来ていた印象はあります」
－前半は狙い通りの試合が出来た印象ですが？
「我々のサッカーを出来ていたのが前半でした。後半は完全に足が止まって一人ひとりの感覚が間延びしてしまった。それでディフェンスも後手になって回されて、どんどん疲れていくという感じでした。前半に2点目を取るチャンスが何回もあったので、そこで決められないとキツイですね」

ASエルフェン狭山FC・MF伊藤香菜子

－試合を振り返っていかがですか？
「前半の内容が酷すぎて、自分のプレーも散々でした。それが凄く悔しくて反省している所です。結果が出たのは良かったですけど、後半の内容を最初から出来ないといけないなと思います」
－先制してからの戦い方に問題があったのでしょうか？
「そのまま勢いを持って行ければ良かったんですけど、相手のプレスも人数を掛けてきたり、自分達のボールの動かし方が悪かったりして、相手の方が優位に攻撃を組み立てていました。でも後半は出来ている部分も多かったので、出来ないわけじゃないです。意識の所で少し消極的になっていたのかなと思います」
－後半は伊藤選手が前でプレーする機会が多かったように思います。
「前半は下がってボールを動かそうとプレーしていたんですけど、あまり上手くいかなかった。後半は高い位置を取ったんですけど、それが良かったのかなと思います」
－勝ち越しゴールを決めましたが？
「最低限の事をやれた。それだけですね」
－スフィーダの印象はいかがですか？
「攻撃に関して積極的にやろうとしている所が見えました。実際私達も失点してしまいましたし。積極性は自分達も見習わないといけないかなと。自分も東京出身なので、是非これからも一緒に上を目指していけたらなと思います」