#150 9/7 天皇杯 2回戦 FC東京 vs 横河武蔵野FC
FC東京・FW渡邉千真
—試合を振り返ってください。
「相手がしっかり守ってくることは分かっていました。ただ、決めるところで決めないと。(自分がPKを)決めていれば、試合は90分で終わりました。それでもPKは俺が蹴ります。次も自信を持って蹴りたいです」
FC東京・MF長谷川アーリアジャスール
—延長を含めて、戦いの中で心がけたことはなんですか?
「最初からゴールを狙っていました。見てもらえれば分かりますが、明らかに俺たちの方が攻めていましたし、チャンスはあったので。そのチャンスを決めるか決めないかだと思います。ただ、今日の試合はリーグ戦じゃないので。上に上がるか、上がらないかという中で、結果は出せたと思います。それが120分だろうが、PK戦だろうが、最終的に上に上がればいい話ですから。横河も最後まで身体を張っていましたし、今日の試合を見れば、俺が言うまでもないと思います」
—PKを止められて嫌な雰囲気になったと思います。どんな声をかけましたか?
「それ以外にもチャンスはありましたけど決めきれませんでした。前半が0-0で終わって、選手たちも良い流れで崩れるのはもったいないと話していました。焦れずに慌てないでやろういう風に話しました」
横河武蔵野FC・DF瀬田達弘選手
—試合を振り返ってください。
「力負けです。普段の試合と変わらず、横河らしくやろうとしました。途中5バック気味になるところもありましたが、去年の試合よりラインも上げられたと思います。良く守ったと思いますが、最後は力負けでした。120%出せたと思いますし、向こうも本気でやってくれました。こんな疲れる試合は初めてでしたね。アマチュアで仕事をしながらも、こういう試合ができて幸せです。これをJFLの試合に活かしていきたいです」
—今日は多くのサポーターが集まり、スタンドも黄色く染まっていましたね。
「下部組織の選手たちも集まって声を出してくれました。仕事先の人たちも来ていたので、いつもサポートしてくれている人たちに諦めないところを見せたという気持ちでプレーしました」
横河武蔵野FC・FW忰山翔選手
―守る時間が長い中で、前線の選手は辛かったのではないでしょうか?
「前線も守備をするということがスタンダードになっているので、その中でどう裏を取ってチャンスをつくるのかという部分と、シュートの意識が少し低かったのかなと思います」
―横河もシュートを何本か打ちましたね。
「全然ゼロというわけではなかったと思います。今日は後ろがしっかり守ってくれました。点を取れるチャンスもあったので、そういうところを決めきれなかったのが申し訳ないというか、これからの課題です」
―実際に当たって、FC東京のディフェンスはどうでしたか?
「強さの面でもそうですが、フィジカルだけではなく読みの面だったり、頭の部分でも一つ上でした。考えながらプレーしているなと強く感じました」
(了)