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#137 7/24 東京都サッカーT 社会人代表決定戦 FC町田ゼルビア vs 東京23FC

-田村選手が痛めて中山選手を入れましたが、彼にはどのようなプレーを求めましたか?
「彼は高さもありますし、元々ディフエンシブな選手なので前からの守備も考えて入れました」
-ゼルビアについて事前にスカウティングはされましたか?
「私が何試合か見に行きましたが、秋田監督から代わって間も無いので『まだ決まった形は掴めないな』という印象でした。それだけに自分達のやりたい事をどれだけ徹底するかという方が今回は大事なのかなと」
-天皇杯に向けて、米山監督の思いも強いですか?
去年は後一歩の所で逃しましたし、あの舞台に行く為にここを勝たないと始まらない。まず今日勝って次に繋げたかったですし、天皇杯への思いは強いです」
-天皇杯はクラブにとってどのような価値がありますか?
「僕達は全国区のクラブではないので、全国の人達に『こういうクラブがあるんだ』とまず知ってもらいたいというのが一番大きい。選手達も、社会人の中でもクオリティがあるので、見てもらいたい。本戦に出て、少しでも知ってもらいたいですね」
-普段の練習は固定の場所で出来ているのですか?
「民間のグラウンドを借りながらなんですけど、ある程度ルーティンで何曜日はココ、という風には出来ています。週3日のトレーニングと週末の試合という活動です。練習は夜9時からなので、試合の時間が早いほど厳しいですね」
-去年は東京都サッカートーナメント決勝で敗れましたが、その時に得たものは何ですか?
「惜しいだけじゃ何も残らないというのを学びました。今回は前半に良い形がでたけど、その後、“負けて惜しかったねじゃ何も残らないぞ”と話して後半に向かいました。耐える時間も多かったですけど、その中でも自分達のらしさを失わずにやれたんじゃないかなと思います」
-ロスタイムに入ってPK戦の事も考えていましたか?
「蹴る順番も考えていましたけど、ロスタイムが4分あったのでワンチャンスあるかなと。本当に決まるとは思わなかったですけど、彼らの決め切る力が強かったんだなと思います」

FC町田ゼルビア・楠瀬直木監督代行

-今日のメンバーを選んだ基準を教えてください。
「やはり第一はリーグ戦で、リーグを落とすわけにはいきません。平などの復帰組が90分出来るか、若い選手がどれだけ出来るか。南と杉本は一緒に移籍してきて、杉本が活躍していて南も悔しい思いをしていたので、ここで何か出来るかなと思っていました。基本的には最初から90分代えないでいくつもりでした」
-3トップのような形でしたが?
「3トップにというわけではなかったんですけど、自分のテリトリーを意識していたら自然とああいう形になってしまった部分はあります。村上とかは気が向き過ぎちゃって前に張る感じになってしまった。ボールを動かすサッカーを志向する上で、自分のエリアをもう少し確立させたかったんですけど、それが良くない方に出てしまったかなと思います。前半は、自分が勝負に出て良いポジションか、守らなければいけないポジションかを判断してやってごらんと。あまり修正したくなかったんですけど、相手の運動量やボール回しに若い選手が翻弄されてしまった。後半は修正せざるを得なかったです」

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