#137　7/24 東京都サッカーT　社会人代表決定戦　FC町田ゼルビア vs 東京23FC

試合後の両チーム監督・選手コメント

東京23FC・米山篤志監督

－試合を振り返っていかがですか？
「前半も後半も危ないシーンはたくさんありました。やはり相手は格上だなと。でも格上を相手にしているという事で、最後まで集中が切れなかったと思います」
－前半からシュート数なども東京23が上回る展開でしたが？
「最初に飲み込まれてしまうと、そのままペースを持っていかれてしまうので、自分達の流れを最初に作りたかった。非常に良い入り方が出来たと思います」
－後半は足を吊る選手もいました。
「そうですね。そこは社会人の厳しい所で、激しいゲームを90分やるというのもなかなか慣れていない。社会人のチーム以外とやる事も少ないので、非常に難しい部分はありました。でも、戦える状態まで持って来ましたし、本当によくやってくれたと思います」
－ゴールはロングスローと見せかけてショートから生まれましたが、そういうプレーも練習していたのですか？
「選手達の判断なんですけど、相手を見て、狙ってきている事と違う事をやろうと。彼らが出したアイディアで凄く良い判断でした」
－田仲選手は攻守にハードワークして最後はアシストもしました。
「試合を通して良い仕事をしてくれました。PKに繋がるバックパスもありましたが、あれは愛嬌という事で。チームメイトが救ってくれました。まぁ拾ったような勝利になりましたが我々にとっては非常に価値のある勝利です」
－ゲームプランとしては、最初から攻めも守りもアグレッシブに行くと。
「格上相手にアグレッシブさを出さなくてどうするんだと。僕達は攻撃的な部分が持ち味なので、それを出せずに終わるのだけは避けたかったです。積極的に、ミスを恐れず、アグレッシブにやろうと確認しました」
－相手の潰しどころはある程度見えていましたか？
「どこで潰せるかは分からなかったですけど、とにかく自分達の勢いを出そうと。それで上回っていく事がまず第一でした。受けに回ったらそのまま畳み込まれてしまうと思っていましたし、最終ラインもよく耐えてくれたと思います」
－前半はかなり手応えのある内容だったのではないですか？
「ありましたね。思った以上によくやってくれました。ボールコントロールやシュートやパスなどを取っても、見応えのある内容だったと思います。自分達の持っているクオリティを出してくれたなと」
－試合を通して集中しきれたのも、相手が格上だからというのが大きかったですか？
「それは当然ありますね。格上相手に集中を切らしたら間違いなくやられますから」
－後半残り20分くらいは前に蹴っても収まらない状況でしたが、そこで一番強調したのは何ですか？
「そういう時間帯が出てくると思っていましたし、コンディションも相手の方が良かった。そこで慌てず自分達で無理にバランスを崩さない事。必ずゴールは守らなければいけない、そこを守る為のディフェンスをしようと」