TOP>>レポート>>MATCH OF THE WEEK>> #132 7/14 JFL 第20節 FC町田ゼルビア vs 横河武蔵野FC
matchreport

#132 7/14 JFL 第20節 FC町田ゼルビア vs 横河武蔵野FC

1人少ない横河武蔵野FCを相手に勝ちきれなかったFC町田ゼルビア

監督が交代し、新たな道を歩み始めたFC町田ゼルビアは、ホームで2度のリードを守りきれず、1人少ないチーム相手に勝てなかったのは痛恨の極みだろう。しかし、試合中多くの選手が声を出し合う姿からはチームとしての一体感が感じられた。

一方の横河武蔵野FCは2失点を喫したが、2点取り返し、少ない人数でも上位と対等に戦えることを示した。今シーズンから取り入れた3−4−3もかなり成熟し、足りないのは勝点3だけだ。

試合後の両チーム監督・選手コメント

FC町田ゼルビア・楠瀬直木監督代行
—今日の試合を振り返ってください。
「足が止まったの一言です。体力的に低いわけではありませんが、もう負けられないというプレッシャーがあったのかもしれません。そういうプレッシャーを持てるチームは今年はうちしかないので、喜ぶべきだけど、苦しくなっているのかなと。もう少し繋いで裏をとるサッカーをしないと町田復活とは言えないと思います」
-後半開始のタイミングで杉本選手を入れた理由はなんですか?
「動き出しのタイミングだったり、前の動きが少なかった。足元足元となってしまうので、勇気を持ってプレーできるように投入しました。勇気を持たせるという意味で獲得したので、彼はこれからもやっていけると思います」
-後期に入り太田選手が3試合連続で出場していますね。
「キャプテンなので精神的な支柱になってほしいです。長いボールも蹴れるので期待しています。今日は出られない選手もいたのでボランチでプレーしてもらいました」

横河武蔵野FC・吉田康弘監督
-今日の試合を振り返ってください。
「前節に続いて相手の攻撃に対して、個が強いので守備ではしっかりとカバーをして数的優位を保つようにしました。相手のシュートも良かったですが、ディフェンスが引きすぎてしまい、後半に失点してしまいました。個の差はありましたが、10人になってからも横河のサッカーをやることができたと思います」
-2点目で追いついた直後に退場者が出ましたが、どういう指示を出しましたか?
「縦横のバランスを崩さない事ですね。そして守備だけでなく、『10人でも勝ちに行くぞ』ということを伝えました」
-監督自身、攻撃へのこだわりはあったのでしょうか?
「勝つことが1番大事です。同点で我慢しつつも、攻撃できるように頑張りました。たとえ10人だろうが、9人になろうが、最後まで頑張れて勝ちにいくのがウチの良さだと思います」

◆前後のページ | 1 2 3 | 4