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#132 7/14 JFL 第20節 FC町田ゼルビア vs 横河武蔵野FC


両監督の交代カードが見事にハマる

堅い守りを下敷きに、落ち着いた試合展開だった前半とはうって変わり、後半は南北多摩合戦の名にふさわしい熱い試合となった。先手を取ったのは町田。

後半の頭からFW杉本竜士を投入すると、開始直後の2分。左サイドに張ってパスを受けた杉本は、仕掛けのドリブルから右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らす。今週、J2・東京ヴェルディから期限付き移籍してきたばかり、ユース時代の恩師でもある楠瀬監督代行の秘蔵っ子は、ゴールをあげると真っすぐ町田サポーターに駆け寄り、彼らからの熱い祝福を受けた。

先制を許した横河は、よりスピーディーにゴールを狙い、立て続けにコーナーキックを得る。そんな攻めの姿勢が実ったのは60分。クロスを受けた冨岡がボールを落とすと、詰めたのは途中交代のMF若狭友佑。こちらも交代カードの当たり横河が同点に追いつく。

ホームで負けられない町田は65分。柳崎のヘディングをFW向慎一が落とし、MF阿部嵩がゴールネットを破らんばかりのシュートを決め、再び試合をリードする。ところが同じ東京のチームで、ましてや相手はJを目指すFC町田ゼルビア。横河の選手たちは諦めずに追いすがる。

67分、横河のMF矢部雅明が数十メートルの距離から矢のようなロングシュートを町田ゴールに突き刺す。今シーズンのベストゴール筆頭の同点弾が決まり、勢いは完全に横河に傾く。しかし、横河はその直後に若狭がシュミレーションを取られ、2枚目のイエローカードで退場してしまい、残り20分以上を10人で戦うことを余儀なくされる。それまでチャンスを作ってきた横河の攻撃陣だが、10人となってからは前に跳ね返すのが精一杯になってしまい、痛恨の退場となった。

1人多い町田はMFアンデルソンを投入するなど、勝点3を奪おうと必死に攻撃を仕掛ける。82分には先制点を決めた杉本がミドルシュートを放つも、惜しくもポストに阻まれる。横河はロスタイムにオーバーラップしたMF林俊介がシュートを放つも、町田のキーパー相澤がコースを変え、ボールはバーに当たってしまう。結局チャンスは作ったものの、両チームともに決勝点は奪えず。今季2度目の南北多摩合戦は引き分けに終わった。

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