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#132 7/14 JFL 第20節 FC町田ゼルビア vs 横河武蔵野FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #132

今季2度目のJFL南北多摩合戦 両者譲らず点を奪い合ってのドロー

7/14(日)15時 町田市立陸上競技場
JFL 第20節 FC町田ゼルビア 2-2 横河武蔵野FC

監督交代の余波に揺れるFC町田ゼルビア(勝点32の3位)が、ホーム野津田に同じ東京のライバル横河武蔵野FC(勝点19の15位)を迎えた。両チームの気持ち溢れる、ダービーに相応しい熱い一戦となった。

前半はスコアレス 勝負の行方は後半に

前半、最初に流れを掴んだのは横河だった。積極的に前からプレッシャーをかけ、低い位置からのロングボールと、サイドからのクロスの使い分けがしっかりしており、“これぞ横河”という全員一丸になってのプレーで試合を落ち着かせていた。

ライバルには負けられない町田は、個人技に優れ、ドリブルと細かいパスを使いゴールに迫るが、なかなか横河の組織的な守備を崩すことはできない。

横河はフリーキックからFW冨岡大吾がヘディングでゴールを狙うも、ゴールライン上で町田ディフェンスにクリアされてしまう。さらにコーナーキックからDF小山大樹がヘディングシュートを打つが、ここも町田のGK相澤貴志が止める。一方の町田も黙ってはおらず、DF柳崎祥兵のふわりとした裏へのボールをMF鈴木孝司がダイレクトボレー。しかし、ボールは横河のGK藤吉皆二朗に当たってコースが変わり、惜しくもポストを叩く。

監督が交代するなどチーム状況の落ち着かない町田は、攻撃での前線とバックラインのバランスが悪く、効果的なオーバーラップなどがあまり見られなかった。

確かに技術には優れていたが、横河の堅い守りを崩すには至らず、結局、前半はお互いに決め手を欠き、スコアレスで終了する。

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