#130 7/7 JFL 第19節 横河武蔵野FC vs AC長野パルセイロ
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #130
上位チームとの戦いが続く横河武蔵野FC 貴重な勝点1を獲得
7/7(日)13時 武蔵野市立陸上競技場
JFL 第19節 横河武蔵野FC 0-0 AC長野パルセイロ
勝点18で15位につける横河武蔵野FCが、灼熱の武蔵野陸上競技場に2位・AC長野パルセイロを迎えた一戦。横河は前節の首位・カマタマーレ讃岐戦に続き、上位陣との対戦となった。1000人を超すサポーターが集まった中、熱い戦いが繰り広げられた。
AC長野パルセイロの攻撃を耐えきった前半
立ち上がりにペースを掴んだのは横河。ロングボール主体の省エネな攻撃からこぼれ球を狙っていく。ただ前に蹴るだけでなく、サイドチェンジを織り交ぜるなど、シンプルながら工夫のある攻撃をしかけていく。DF瀬田達弘のフィードからFW冨岡大吾が裏に抜けるなど、全員で攻める横河らしいサッカーを展開していた。
しかし、時間が経つにつれ、徐々に長野が試合の主導権を握っていく。中央ではMF野澤健一がパスを散らし、サイドではMF佐藤悠希がドリブルで切り込むなど、上位らしい繋ぎと仕掛けを見せる。
30分を過ぎた頃には完全に長野ペース。ドリブルから佐藤がシュートを放つなど、横河ゴールに迫る。防戦一方となった横河が失点するのは時間の問題かと思われたが、最後のところで3バックの上田陵弥、小山大樹、瀬田が踏ん張り、前半はスコアレスで終わる。
後半先制点を奪おうとスタートダッシュをきったのは長野。裏に抜けたMF岡田武瑠が強烈なシュートを放つも、ここは横河のGK藤吉皆二朗がパンチングでセーブ。その後も長野はクロスやシュートでゴールに迫るが、横河はキーパー藤吉と3バックを中心になんとか耐える。