#76 9/8 天皇杯 2回戦 東京ヴェルディ vs HOYO大分
東京ヴェルディ・高橋真一郎監督代行
「今日はとても難しいゲームで、監督が辞任されて最初のゲーム。しかも1日しかなかったので、選手にも切り替えていこうと言っていたんですけど、前半はメンタル的に引きずっている選手も何人かいました。また、この暑さもあって、前半はやろうとしたサッカーができなかった。ただ、その中で選手達は全力を尽くしてやってくれました。後半はかなり動きが出てきたかなと思います。ひと汗ふた汗かいて、少しは良くなりました。この勝ちをきっかけにして次のJ2、本当の意味でクラブが1つになって頑張っていきたいと思っています」
-この試合で得た何を、次のJ2に活かしていけると思いますか?
「まずメンタル的にこれで吹っ切れたのかなと。フレッシュな気持ちで戦えるんじゃないかなと思います。今日ちょっとイージーなミスが多かった。普段はああいうミスは無いんですけど、そういう所は修正していきたい。後は点を取る事。アタッキングサードでどれだけ変化を出せるかという事を皆で高めていきたいと思います」
-後半、中島選手がデビューしましたが、どの辺りを期待しての起用だったのですか?
「まず、チームの運動量が少なかったので彼を入れました。彼はずっとサテライトでやってきた中で、人一倍努力をする選手で、メンタル的にも非常に強い。こういうゲームで途中から出ても、必ずいつものプレーをしてくれる。彼を入れることで、チームが活性化すればと思って使いました」
-実際に中島選手のプレーはいかがでしたか?
「まだまだですが、ボールを取られる回数が少ないし、彼の所でスイッチになって皆の動きが出てきたと思います。まだ課題は多いですけど、これから成長していく選手の一人だと思います」
-リーグ戦残り10試合、どのように戦っていくのか教えてください。
「基本的には今までと同じです。ケツさん(川勝・前監督)が2年半かけて土台を作ったチームですから。凄く良いサッカーをしている時期もあったので、そこに戻り、更に進化させたい。もっと点が取れるようにしたい。特別ガラっとサッカーを変える事は考えていません」
HOYO大分・結城治男監督
「まず、遠い所から足を運んでくれたサポーターに勝利を届けられなくて残念です。ですが、声援のおかげで選手達は全力でプレーできたと思います」
-どのようなゲームプランだったのですか?また、戦ってみての感触を教えてください。
「相手どうこうではなく、やってきたことを選手達に取り組ませました。ただ、パススピードや技術の精度、シュートの精度は、やはり差は大きいと感じました。こちらがボールを持った瞬間のミスが多く、修正が遅れてしまった。サポートの部分や細かなミスを修正してJFLに臨みたいです」
<試合後の選手コメントは4ページ目に続く>