#16 12/4 復興支援チャリティマッチ 日テレ・ベレーザ vs アーセナル・レディースFC
<日テレ・ベレーザ 選手コメント>
GK松林美久
-アーセナルとやるにあたって
「相手はフィジカルが強くて背の高い選手が多く、リーチもある。パスは回すことができたが、フィジカルで潰されてしまった。こういう一発勝負の時はいかに対応するかが大事。普段180cmの選手はリーグにいない。足を出してもその先からシュートを打ってくる。ヘディングもいつもより上回ってくる。ポゼッションでは負けていないので、世界を意識してリーチやフィジカルの差をどうやって通用させていくかが課題。」
FW岩渕真奈
-かなり体格差のある相手だったが?
「チャンスもあったし、勝てなかったと言えばそんなことはないと思う。でも相手はチャンスを全部決めているので、そういう所は体格以前の差かなと思います。」
-後半、サイドに開いて起点になったが?
「真ん中の裏は取れていてシュートまでいけたけどGKも出てくるし、足も速いので、サイドから攻めていこうというのはチーム全体として話していました。」
-ワールドカップのイングランド戦に似ていなかった?
「あまり出ていなかったので実感はないですけど、やっぱり外国の選手とやるという部分ではワールドカップのような感じだし、ベレーザ全員がこういう経験をできたのはチームとしてプラスになると思います。」
-海外の相手とやるのはクラブと代表で違うか?
「アーセナルの選手も上手いですけど、ベレーザも代表とは違う自信を全員持っていると思うし、そういうプレーを全員でぶつけられるというのは本当に良い機会だと思います。」
-相手のロングボールで押し込まれて、岩渕選手にボールが渡った時にフォローがない状況だったが?
「前半は自分もダメダメだったので、フォローがいなかったのは確かですけど、もっと何かできると思う。後半は修正して全員で前からいけたし、後半は圧倒的にベレーザの方がチャンスあったので、最後のズレとかそういう部分を全日本選手権までに直せたら良いかなと思います。」
-大柄の選手相手にドリブルは武器になるなと思いますか?
「そんなに自信ないですけど、でもやっぱり出していかなければいけない部分だと思うし、外国人と違う所と言ったら小回りとかだと思うので、仕掛けてチャンスを作れたらと思います。」
-ロンドン五輪でイングランドと対戦したら勝てそうというか、手応えは掴めた?
「まずはロンドンに行くまでが戦いだと思うし、今の時点では行けるという人は何人かしかいないので、だから残りの枠にしっかり食い込めるように、行けるように頑張りたいです。」
DF岩清水梓
-やられてしまいましたね?
「それが入るのかというシュートがあったし、村松のスピードなら追いつくだろうという場面をぶっちぎったりとか、リズムの違いがあった。」
-後半は立て直したが?
「割と相手陣内でできた。でもボールを保持してもシュートまで行けていなかったからそこも課題かなと。」
-ワールドカップのような失点だったが?
「今回はアーセナルにポゼッションされた時間もあった。力的にはまだ色々やらないといけないんだなと。」
-ポゼッションしてもシュートまでいけなかったのは、中盤でパスがずれたり相手の当たりが強かったりとテンポが出なかったからか?
「テンポを上げようとはしていたけど、いざシュートを打つ時になると相手が体張ったり、リーチの長さがあって、それをもうひとつかわさないといけなかった。いつもなら余裕を持って打てる場面でももっと工夫しないとシュートまでいけないという差があった。もう少しシュートの質を上げれば相手を引きずり出せるかなと。」
-ミドルシュートを打つことへのチームの意識は?
「ベレーザの色、こだわりもあるからどこでシュートに切り替えるのか。ミドルシュートも打つという雰囲気にチームをしないといけない。」
-海外の相手との試合は、クラブと代表で違うか?
「初めてクラブでやったので、色々なことを学んだゲームだった。来週から意識を高く設定できるんじゃないかという期待はあるので、そこを追求しながらやっていきたいと思います。」
-個人的な課題は?
「裏へのスピードはもっとトレーニングしないと、相手の速いFWにパスが出たらもう終わりというのは避けたい。そこのトレーニングはもっとやらないといけない。あとは後ろからのフィード。」
-全日本選手権に向けて
「リーグ取れなかったので、選手権こそ元旦に笑いたいなと思います。」
MF原菜摘子
-12/18~の全日本選手権に向けての抱負
「リーグ優勝を逃しているので、何としてでも優勝したいですね」
-現在のチームの調子、決勝進出する自信は?
「選手権が始まる12月中旬まで、まだ時間があるので、それまでにもう少しチームの調子は上げていけると思います。(去年は3回戦で延長PK戦で敗退していて)私が最後にPKを外して負けてしまっているので。90分で引き分けに(PK戦に)ならないように頑張ります(笑)」
(了)