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#10 11/5 JFL 後期 第14節 横河武蔵野FC vs FC町田ゼルビア

<監督記者会見・選手コメント②>

依田監督(横河武蔵野FC)記者会見

試合の入りは町田さんの猛攻を受けて、なかなか自分達のリズムに持っていけなかったので、前半は相手の流れをそのまま受けていこうという事、そのままの状況で何とか耐える戦い方をしました。後半に入ってから、後半の途中からですね、選手交代も含めて、どこかで必ずアクションしていこうと。

前半は非常に良いリズムでボールを動かされましたけど、後半は精度が落ちるんじゃないかと思っていたので、そこが狙い目というところで今日は90分間を進めました。思ったより選手の体は重たかったかな、という感想です。

-今日の相手が町田ゼルビアという事で、ポゼッションの質の高いチームに対して意識した事は?

今言われたようにボールをしっかり動かしてくる、CBからボールを動かしてくるということで、本当は前線から勝負したかったんですけど、そこはやはり出来なかったので、前半はリズムを取られたと思ってます。ただゴールを取られないか、ボールを取られないか、という選択肢だったと思うんですけど、前半はゴールを取られない為のディフェンスをすると割り切ってやった状況です。

そういう意味では(ゼルビアは)2人目3人目が連動して攻撃してきますので、人だけ見るのではなくてスペースを見てディフェンスをして、自分たちがボールを越されたら必ず挟み込みをする、そういうことをディフェンスは意識を合わせました。あとは(ゼルビアの)2トップですよね。2トップの動き、これはJFLの中でも屈指の2トップだと思ってますので、その2点ですね。

-攻撃に関して、2列目から飛び出すという動きが結構多かったですが?

攻撃の方はもっとサイドを突きたかったんですけど、特にうちの右サイド、そこを突いていきたかったんですけど。思っていた以上に前半はああいう形になったので単発で終わってしまった状況です。

-DFラインが下がってるように感じたんですけど、ラインを上げるタイミングや攻撃のタイミングとか、そのあたりの考えは?

前半はそういう意味では割りきってラインは後ろに敷きました。後半10分~15分くらいから少しずつ自分たちでボールが保持できるようになったので、ある程度(ラインも)上がってきたんじゃないかなと思っています。ボールがしっかり持てる時にラインが上がることになると思いますので、そういう意味では後半15分くらいまでは相手ボールが非常に多かったと思うし、ボールを取るんじゃなくてゴールを割られないための守備をしていたので、少し後ろに下がっていたという状況だったと思います。

-(途中投入の)永露選手の事なんですけど、あれはバランスを考えたんですか?勝点3を狙いにいったんですか?

勝ち点3を狙っていました。町田さんも選手交代してましたけど、相手の右サイドバックと右サイドハーフが少し疲れが見えたので、そこを狙えればと思ったんですけど。(町田も)選手交代して津田選手がまた右に来てましたけど、そこを突けなかったというのは永露自身もなかなか突破まで行けていない、シュートまで行けていないという状況なので、彼自身の課題とチームとしてどう活かすかという事は考えていきたいと思います。

-永露選手への指示はどんなものだったのか?

あの時間帯(後半20分頃)まだディフェンスがしっかりできてなかったので、まず相手のディフェンスラインをしっかり追いかけていこうという話をしました。あとは彼の良さは体張ってポストプレーというところ、それからゴール前に飛び込んでいくいうところなので、その攻撃ができるよう指示をしました。まぁヘディングはほとんど勝っていたような感じがするんですけど、その後セカンドボールを拾うまでうまく結びつけられなかったですね。

-先ほどポポビッチ監督は「前半にバックパスをかっさらわれた、あのチャンス以外は相手はノーチャンスだった」と胸を張っていたんですが、後半は町田よりも横河にチャンスが多かったと思います。そういった意味でドローで終わった事は残念だったのか、これで良かったのか、どう思われていますか?

そうですね、ここまで引き分けが続いているのは、私たちも今(順位と勝点が)後ろと切羽詰まってるので、結果的には「あぁ良かったな」と思えるんですけど。今日は勝点3を狙いにいこうと試合前に選手には伝えていました。そういう意味で、負けたくない、失点しない守備から入ったのは自分達のやりたいサッカーではなかったと思います。そういう意味ではショックはあります、自分達としては。結果的には安堵してますけど。

内容としてはポポビッチ監督が言ってるように、町田さんはやりたいサッカーして引き分けだった、という印象だったと思います。私たちはやりたいサッカーができなくて引き分けだったので、そういう意味では残念な思いがありながら、結果的に安堵してるという、まぁ結局少し受け身になったという状況だと思います。町田さんは自分たちのやりたいサッカーを貫いてこの結果なので、その思いは非常にわかる気がします。

-シーズン終盤にきて、メンバーが固定されてきていると思いますが、選手起用についての考えは?

(所属選手が)30人いて、その中で多分全員は出てはいないと思いますが、7割ぐらいの選手が出ていると思います。今のスタメンとベンチに入ってる選手、あと2、3人も含めて、20人ぐらいの選手が中心になっていくんじゃないかと思います。

-交代枠を2人しか使わなかった理由は?特に相手の運動量が落ちた後半について

そうですね、いつも必ず3枠使うつもりでやってるんですけど、今日は打開点がなかなか見つけられなかったかな、という感じはしてます。(2日前の)松本山雅戦の時に途中交代で使った選手も何人かいたんですけど、ちょっと今日の町田とやってフィットできるかなという迷いがあって、あのまま1枠残した形で今日は終えてしまいました。

(以上)

(試合後の両チーム選手コメントは4ページ目に続く)

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