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#10 11/5 JFL 後期 第14節 横河武蔵野FC vs FC町田ゼルビア

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #10

11/5(土)13時 JFL 後期 第14節
横河武蔵野FC 0-0 FC町田ゼルビア(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)

過密日程の中で行われたJFL“東京”対決

前半、FC町田ゼルビアの前線からのプレッシングに対して、横河武蔵野FCの選手達はセーフティにボールをクリアすることで耐える時間が続く。ラインを低く設定し守りを固める横河に対して、ゼルビアはボールを奪ってからの速攻でチャンスを作る。前半16分にはピッチ中央でインターセプトしたMF鈴木崇文が、相手ディフェンスラインの裏へパスを送る。パスを受けたFW勝又慶典がGKと一対一になるもシュートはセーブされる。

対する横河は23分、ゼルビア・DF太田康介のGKへのバックパスをFW小林陽介がカットすると、そのままペナルティエリアまで持ち込む。しかし、シュートは打てず絶好の得点機を逃してしまう。ただ横河は、このチャンスを境に落ち着きを取り戻し、ボールを繋ぐ場面も見られるようになった。

後半、最初のチャンスはゼルビアに訪れる。後半10分、ゴール右寄りで得たフリーキックを鈴木が直接狙うも、横河・GK飯塚渉の好セーブに阻まれゴールならず。17分には、左サイドでDF津田和樹がファウルを受けると、鈴木のキックに中央で太田が頭で合わせるもクロスバーに直撃し、またも先制点のチャンスを逃がしてしまう。

横河は25分、MF桜井直哉に代えてMF永露大輔を投入する。永露は決定的なチャンスこそ作れなかったものの、左サイドで起点となるプレーを見せた。ゼルビアは中1日での連戦の疲れからか、後半途中からパスミスが増えた。特に楔を受ける役割を担うMFディミッチにボールが収まらず、ロングボールを蹴る場面も多くなっていった。

後半のシュート数は横河4本、ゼルビア5本とほぼ互角だった。徐々に勢いを増していった横河に対し、ゼルビアは次第に運動量が落ち、攻撃的なサッカーが影を潜めた。お互いチャンスはあったものの決めきれず、「南北多摩合戦」は6試合目にして初めて引き分けで終わった。

(試合後の監督会見・選手コメントは2ページ目以降に続く)

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