#27 スフィーダ世田谷FC なでしこリーグ入替戦に出場決定
9/18(水)神奈川県・ノジマフットボールパークにて、9/8(日)に雨天延期となっていたノジマステラ神奈川 vs スフィーダ世田谷FCのリーグ公式戦(後半39分間のみ)が行われた。
スフィーダ世田谷FC なでしこリーグ入れ替え戦に進出決定!
あくまで“いつも通り”に
9/8(日)試合途中に豪雨で中止となったノジマステラ神奈川戦。後半6分、スフィーダ世田谷FCが2-0でリードしている所から再開される事となった。残り39分を戦うというイレギュラーな状況に、選手も監督も特別な事をしないよう心がけていた。
「何かを変えるのではなく、いつも通りやっていこうと」(川邊健一監督)
「練習もこのくらいの時間なので、練習のようにリラックスした状態でいるようにしました」(FW薄田春果)
基本的には中止となった時にピッチ上にいた11人で臨むのだが、仕事の都合でDF臼井理恵が試合に間に合わなかった。臼井のポジションにはDF岡田あやめが入ったが、残りの10人は同じメンバーを揃える事が出来た。
開始から、ノジマステラはなりふり構わずボールを前に蹴り出した。「想定していた以上にノジマが(勢い良く)来た」と川邊監督は感じていた。一歩でもゴールに近づこうというノジマステラの思いの強さを感じさせた。スフィーダは苦し紛れのクリアをせざるを得ず、なかなか思うように攻撃に移れない。相手の勢いに押されているようにも見えたが、プレーしている選手の心境は違った。DF田中麻里菜が言う。
「ディフェンスとしては、ショートパスで繋がれるよりは狙いやすかったです。ボールの移動中にも考える事が出来ましたし、早めに裏をケアするなど対応はしやすかったです」
相手が前がかりになるのは予想出来ていた。だからスフィーダは、カウンターを狙いつつチャンスを待っていた。最初の好機は後半21分、ボールを奪った田中(麻)が前線へ上がってCKを得る。このCKをペナルティエリアの外で受けると、相手をかわして強烈なミドルシュートを放った。そして23分、左サイドを抜け出した薄田が中に持ち込みシュート。これがファーサイドのネットを揺らしてスフィーダがスコアを動かした。2分後には、FW森仁美のクロスにMF下條彩がダイビングヘッドで合わせたが、これはゴールならず。