TOP>>レポート>>MATCH OF THE WEEK>> #151 9/8 チャレンジリーグ 第20節 ノジマステラ神奈川 vs スフィーダ世田谷FC
matchreport

#151 9/8 チャレンジリーグ 第20節 ノジマステラ神奈川 vs スフィーダ世田谷FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #151

スフィーダ世田谷FC 上位対決は豪雨により後半途中で中止に

9/8(日)16時 ノジマフットボールパーク
プレナス チャレンジリーグ 第20節
ノジマステラ神奈川 0-2 スフィーダ世田谷FC
※豪雨により後半6分で試合中止が決定

ノジマステラ神奈川は勝点42で4位。対するスフィーダ世田谷FCは、勝点45で3位につけている。得失点差でも肉薄している両者。敗れれば勝点で並ばれるだけでなく、得失点差で順位を抜かされる可能性があった。スフィーダとしては、3位を維持するにも負けられない戦いとなった。

スフィーダは、DF田中麻里菜とDF臼井理恵がセンターバックのコンビを組んだ。開幕前、なでしこリーグの強豪である日テレ・ベレーザを相手にこのコンビは能力の高さを発揮していた。互いにスピードがあり、裏へのカバーも補完し合える。最終ラインから臆することなくボールを持って攻め上がれるなど、引き出しの豊富な二人が最終ラインを締める。

相手にボールを持たせながら先制に成功

最初のチャンスはスフィーダ。前半9分、相手ディフェンダーのパスミスをFW薄田春果がカットすると、自ら持ち込んでシュート。これはGKの正面に飛んだが、相手のミスを見逃さずフィニッシュに持ち込んだ。

前半中盤に入るとノジマステラがボールを保持するようになり、26分にはフリーキックがクロスバーに直撃する場面もあった。ただスフィーダのピンチは少なく、川邊健一監督も「自分達の守備の戦術が機能していた」と振り返った。

相手の時間帯を乗り越えて迎えた43分、右CKをMF下條彩が左足で入れ、これが相手にクリアされて再びCKを得る。すると下條は左足で大きくカーブを描くボールを蹴る。これが相手GKの判断ミスを誘い、直接ネットを揺らした。

◆前後のページ | 1 | 2