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#175 3/30 J3 第4節 FC町田ゼルビア vs SC相模原

試合後の両チーム監督コメント

FC町田ゼルビア・相馬直樹監督

「非常に悪天候の中、多くのサポーターの方々に来ていただきました。非常に難しいゲーム展開になる事を予想してたのですが、何とか勝ち切る事が出来ました。集まってくださったサポーターから熱を頂いて、勝つ事が出来た事に感謝しています。ゲーム展開は、こういったコンディションの中では、セカンドボールの奪い合いが中心となるだろうと。そこから奪ってパスを繋ぎ、ボールを落ち着かせる事が大切だと思っていた。そこのところで相手の時間もあった中、そこでやらせずセットプレーでまず先制点、主導権を取れた事が非常に大きかったと考えています。後半は、追加点を取った後も、もう1つ2つゴールを取るチャンスを作りながらも決め切れなかった事は、今後の課題になると思いますが、最終ラインを含め0で抑えた事は良かったかなと思います」
-前節に引き分けからの修正点は?
「まず一番は、前節は退場者を出してしまい、自分たちでゲームを壊してしまったと改めて思っております。そういう話を選手達にも伝えて、その中でもう一度、自分たちがサッカーが出来ている意味を見直して、表現しようという話をしました。今回、対戦相手がSC相模原さんという事でダービーだったのですが、それ以前の位置づけとして、プレーする意味を考えようと話をして、それで迎えたゲームだったと思います」
-相模原は両サイドの攻撃力が持ち味だが、それに対してなにか対策は?
「3節まで終わっているので、スカウティング情報は知っているが、今のウチは相手よりも自分達のプレーをしようという事で試合に臨んでいたので、特別な対策というのは指示はしていません。ただ、昨年も戦った選手もいますし、選手同士で情報をやりとりして、選手達なりに考えてプレーしてくれた事はあると思います」

SC相模原・木村哲昌監督

「悪条件ではあったが、ピッチはそんなにボールが止まるという環境では無かったので、パスを回して繋いで、チャンスを伺っていた。後半は、立ち上がり15分からリズムを掴んで、前半同様フィニッシュまでいけていたが、最後のところで決め切るところだった。クロスの精度、スルーパスの精度をもう少し上げていけると、もう少し点に絡めたのかなと思います」
-FW高原選手が入ることで、最後の部分の精度は上がるのか?
「そういう部分は期待しています」
-「現状ではJ2には上がれない」というレギュレーションについて。監督に聞くことではないかと思うが。
「現場は少なくとも、勝つ事を、リーグ優勝により近づいていく事を目標にしてやっていく。今年は上がれないので、謙虚に、上がれなくても勝ちにこだわってやっていければと思っています」
-繋いでいけば得点が取れる話で、最後の交代を使ってからパワープレーという印象だったが?
「パワープレーをしたという事はありません。交代は“よりサイドから攻撃を”という狙いだったが、そこが上手くいかなかった」
-町田対策は?
「監督が代わり、DFの部分が修正されているなという印象をとても受けました。町田の良さは、2トップの9番と14番にボールが収まる事。そこから町田の攻撃のリズムが出来上がるので、そこをしっかり消すという課題を、今週取り組んできました」

(了) 文・編集部 I・H

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