#167 11/17 関東社会人サッカー大会 2回戦 早稲田ユナイテッド vs クマガヤSC
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #167
早稲田ユナイテッド サッカーの怖さを感じながらも準決勝進出
11/17(日)11時 ひたちなか市総合運動公園
第47回 関東社会人サッカー大会 2回戦
早稲田ユナイテッド 3-2 クマガヤSC
この試合の前日、大会初戦に臨んだ早稲田ユナイテッドは先制を許しながら後半に追いつき、PK戦の末に勝利を収めた。
関東社会人サッカー大会の初挑戦となった昨年は、1回戦敗退という悔しい結果を突き付けられたが、今年は第一関門を突破した。
この日の相手は埼玉県のクマガヤサッカースポーツクラブ。1回戦で東京都リーグ1部チャンピオンのCERVEZA FC 東京を3-0で下しており、早稲田としても油断の出来ないチームだ。
白井が鮮やかな2ゴール
試合は立ち上がりから早稲田がボールを保持する展開で推移。個々のポジショニングや出足も良く、セカンドホールも拾えている。攻勢を強める中、前半8分に早くも先制する。ゴール前での浮き球に対しクマガヤの守備陣がお見合いをしている隙に、FW白井豪が割り込んでボールをかっさらい、そのまま左足で流し込んだ。
早稲田の攻撃で効いていたのがサイドチェンジだ。特に右サイドに相手を集めておいて左に展開というパターンがスムーズで、MF中島健太が得意のドリブルで左サイドを制圧した。
17分、クマガヤ・MF苗代泰地にクロスバー直撃のFKを打たれるなどいくつか危ないシーンもあったが、36分に早稲田が突き放す。
白井が左CKをショートでMF副田大雅に預け、再び受けると右足を振り抜く。これがゴール左隅に突き刺さり、早稲田がリードを2点に広げた。