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#166 11/16 関東社会人サッカー大会 1回戦 慶應BRB vs 千葉県教員SC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #166

慶應BRB 初挑戦の関東社会人サッカー大会で初戦突破

11/16(土)13時30分 ひたちなか市総合運動公園
第47回 関東社会人サッカー大会 1回戦
慶應BRB 2-1 千葉県教員サッカークラブ

今季、東京都リーグ1部に昇格した1年目をリーグ2位で終えた慶應BRB。関東社会人サッカー大会出場も初めてとなる。初戦の相手は千葉県リーグ1部王者の千葉教員サッカークラブ。事前に千葉教員の試合を分析していた慶應・福田雅監督は、千葉教員がそこまで激しく来ないと感じていた。だが試合が始まると、相手は予想を超える鋭さで球際でのファイトを見せてきた。

難的に対し主導権を握った

それでも、慶應も慌てない。「しっかり守備から作る」という福田監督の狙いを選手達が実践し、立ち上がりはセーフティファーストを徹底。そして15分過ぎからはビルドアップを開始と、慶應がスムーズに主導権を握っていった。

前半21分、左サイドからのクロスにFW甲斐悠佑が頭で狙う。枠を捉える事は出来なかったが、この日初めてチャンスらしい形を作る。26分にはMF森田達見がミドルを放った。森田は1.5列目に入り、相手の中盤と最終ラインの間で積極的にボールを呼び込む。そしてパスを受けると迷わず前を向き、相手の脅威になっていた。

慶應が待望の先制点を奪ったのは31分。左サイドのスローインをMF古賀久善が受け、スペースに出すとDF大山元輝が鋭いクロスを送る。これに走り込んだ甲斐が、完璧なタイミングでヘディングを放ちネットを揺らした。

しかし、ここから千葉教員にペースが移る。セットプレーからチャンスを伺うと、45分にFKからDF島田健司がフリーでヘディングシュートを放った。

前半ラスト15分について福田監督は、「やられるのは時間の問題」と感じていた。だが、選手達はここで踏みとどまり、何とか1-0で前半を終わらせた。

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