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#165 11/2 JFL 第31節 横河武蔵野FC vs Honda FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #165

横河武蔵野FC ラスト10分で追いつかれドロー

11/2(土)13時 武蔵野市立陸上競技場
JFL 第31節 横河武蔵野FC 2-2 Honda FC

7月28日の第22節・栃木ウーヴァFC戦から、横河武蔵野FCは6勝3分とリーグ戦9試合負けが無い。昨年同様、東京都サッカートーナメントの時期から調子を上げており、夏場からリーグ終盤にかけての力強さを証明している。

春先から取り組んできた全員攻撃・全員守備が機能し、結果として表れている。とはいえ、ここ2試合はドローに終わっており、リーグ戦最終盤に向けて再び勢いをつけたい所だ。

Honda FCは前々節が5-0、前節は4-0と攻撃が爆発。インパクトを見せている相手との対戦を前に、横河・吉田康弘監督は「セカンドボールを拾えるか、切り替えの早さという部分の勝負になる」と考えていた。

前線からのプレスで相手から自由を奪う

開始から横河が積極的な姿勢を見せた。相手が縦につけようとするボールに果敢に飛びつき、Hondaのビルドアップを許さない。そして奪ったボールを素早く縦へ展開し、FW忰山翔を起点に攻め込んでいく。前半9分、その忰山がペナルティエリアの手前から左足で狙う。相手ディフェンダーに当たってコースが変わったが、GKが反応しゴールならず。その後もショートカウンター、ビルドアップからの裏狙いといった形で相手を押し込み、横河が主導権を握っていった。

Hondaは22分に初めてチャンスを迎える。FW桶田龍が楔を受け、前を向いてミドルを放つ。GKにセーブされたものの、以降は落ち着いてボールを回せるようになった。35分には、左クロスのこぼれをMF細貝竜太がボレーで狙う。これで得たCKをニアでDF中川裕平が頭で狙うも、これはポストに阻まれた。相手に傾きかけた時間を耐えると41分、MF遠藤真仁のCKをDF瀬田達弘がヘッドで流し込み、横河に先制ゴールをもたらした。

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