#154 9/21 なでしこリーグ 日テレ・ベレーザ vs 伊賀FCくノ一
-ハーフタイムにはどのような言葉を選手達にかけましたか?
「練習でやっていない事をやるけど、とにかく蹴れ。そう言いました。自分達のサッカーを捨てたので、後半は何も出来なくてしょうがないかなと。それでも一か八かでやったんですけど、全然ダメでした」
-ピッチコンディションも相当悪かったですね。
「ウチのホームですし、ホームゲームにココを選んだのはウチなので、それは言い訳です。状況に応じて色々な事が出来ないといけない。例えばグラウンドが良くても、大雨でボールが進まない事も考えられますから」
-伊賀FCの戦いが良かったのもありますか?
「良かったというか、相手に嵌ったなと。自分達が何も出来なかったという印象です」
-前期も伊賀FCには敗れていますが?
「前期はカウンターでやられて、自分達にもチャンスがあったけど決められなかったという試合だったので、こんな負け方ではなかったです。もう少しボールを持ってチャンスを作る時間があったんですけど、今日はそういう事が全く出来ないまま、ただ終わってしまった。もう一回戦いたいですね」
FW田中美南
-交代時、寺谷監督からはどのような指示がありましたか?
「前で起点をしっかり作って、裏を狙えという事を言われました。負けていましたし、前線からの守備も期待されていたと思うので、それをしっかりやろうという気持ちが強かったです」
-相手の印象を教えてください。
「一対一の球際が凄く強いですし、こぼれ球への反応も早かった。そこで対抗出来なかったのが、負けてしまった原因だと思います」
MF阪口夢穂
-0-2でリードされる中で、どんな事を意識していましたか?
「後半はもう行くしかなかったんですけど、なかなか自分達のサッカーをさせてもらえなかった。前からどんどん来るし球際も強かったので、良い所がなかったです」
-特に後半は味方のサポートやパス出しなど、ほとんど一人で担っていた印象です。周囲の動きが重いなという感じはありましたか?
「やはり若い子達が多いので、まだまだああいうサッカーに慣れていないというか。1年目の子達もいるし、経験の差かなと思います。でもトップリーグでプレーする上では、やっていかないといけない。自分達がもっと引っ張っていかないといけないと感じました」
-今日は少ないタッチで前線に出す場面が多かったですが、まずゴールに近づこうという意図でしたか?
「グラウンドも悪かったですし、いつもやっているようなサッカーでは相手に取られてしまう、と自分でも感じていました。裏を一発で狙う方が今日は可能性を感じたので、そういうプレーをしました。負けてしまったので、それが良かったのか悪かったのかは何とも言えないです。でも、監督に言われたからというよりも、自分達もそういうプレーをしないといけないと思っていました。自分達の実力かなと思います」
(了)