#149　9/1 チャレンジリーグ 第19節 スフィーダ世田谷FC vs 清水第八プレアデス

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #149

スフィーダ世田谷FC 圧勝ではあったがラスト3試合に若干の不安も残る

9/1（日）16時　味の素フィールド西が丘
プレナス チャレンジリーグ 第19節
スフィーダ世田谷FC 6-1 清水第八プレアデス

炎天下の味の素フィールド西が丘、スフィーダ世田谷FCは清水第八プレアデスを6-1で下した。3トップ中央に入ったFW薄田春果が積極的にゴールを狙う。

開始早々にクロスバー直撃のシュートを放つと前半8分、ディフェンダーを背負いながら反転した薄田が、右足でコースを突きネットを揺らした。

不用意なミスから一時は同点に追いつかれる

幸先良く先制したスフィーダはボールを支配。ワンサイドゲームで試合を進めるも、パスミスで相手にボールを渡してしまう。清水第八が攻撃に人数をかけて来なかった為すぐにボールを回収する事が出来たが、自ら流れを離しかねないミスが見られる。

すると27分、ビルドアップのパスがずれると、流れたボールを清水第八・MF松下紀美が右足で蹴り込む。前に出ていたGK川口真奈の頭上を超えてゴールに吸い込まれた。

完全にペースを握っていたスフィーダだったが、自分達のミスで試合を振り出しに戻してしまった。それでも個々の能力で上回るスフィーダが突き放しにかかる。38分にMF下條彩が直接フリーキックを決めると、43分にはDF堀良江のアーリークロスをMF森仁美が頭で合わせてリードを広げた。

後半も次々加点 しかし上位チーム相手にはそうはいかない

後半10分、ペナルティエリア手前で受けた下條から薄田へボールが渡り、薄田がスルーパスを通す。これに抜け出したFW長澤優芽が相手GKとの一対一を落ち着いて制し4点目を奪った。

前半から右サイドを制圧していた長澤のキレは更に増す。22分、右サイドから中へ持ち込み左足で決め、長澤はこの日2点目を奪った。3分後には、DF福原菜緒の右クロスに下條が頭で叩き込んでダメ押しの6点目。スフィーダが3連勝を飾った。