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#142 8/10 チャレンジリーグ 第17節 スフィーダ世田谷FC vs ジュ ブリーレ鹿児島

FW長崎が嬉しい初ゴール

この日は結果的に6-0で終え、3試合ぶりの勝利を果たした。そしてこの大量得点の中には、FW長崎茜のゴールも含まれている。後半9分、大場に代わって出場すると、3トップの中央に入った。すると早速最初のチャンスが訪れる。 分、右サイドを上がって来た福原の低いクロスに合わせるも、わずかに左へ外れる。決定機を逃したものの、ゴールを狙う気持ちは衰えない。すると18分、CKをDF田中麻里菜が頭で捉えると、GKの手前で長崎がコースを変えてゴールを奪った。これが嬉しい今シーズン初ゴールとなった。

その後、下條がハットトリックとなるヘディングシュートを決め、田中(麻)が得たPKを森がきっちり決めて5-0とする。そして最後は長崎。45分、ピッチ中央で前を向くと、右を走った田中(麻)へ展開。自らもゴール前へ走ってリターンパスを受けると、右足を振り抜きゴール左隅へ決めた。

下條と森の二枚看板がきっちり得点し、次世代のエース候補・長崎にもゴールが生まれた。スフィーダが、圧勝で連敗を止めた。それでも川邊健一監督は、「ボールを持てる分、受けてから考える時間が続いた。もっと中を使って攻められれば」と大量ゴールにも満足していない。この日は勝利で終えたが、両者の力関係を考えれば順当な結果だった。大事なのは、拮抗した試合でいかに持ち味を出せるかだ。今日の勝利を糧として、次節以降も戦っていかなければならない。

試合後のスフィーダ世田谷FC監督・選手コメント

川邊健一監督

-ほぼスフィーダが攻め続ける試合でしたが、攻撃の質についてはいかがですか?
「序盤10分は凄く良かったんですけど、その後相手に自分達の攻撃を読まれてからは、あまり上手くいかなかった。中を経由出来ない分、ボールを持てる分、受けてから考える時間が続きました。もっと中を使って攻められれば色々なパターンの攻撃が出来たかなと思っています」
-ハーフタイムにも改善するような指示を送ったのですか?
「当然、そこは意識してやっていこうという話はしました。ただ、それ以上に体力の消耗が激しかったですね」

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