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#139 8/3 JFL 第23節 横河武蔵野FC vs ホンダロックSC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #139

ホンダロックSCの堅い守備を破り、横河武蔵野FCが連勝

8/3(土)18時 味の素フィールド西が丘
JFL 第23節 横河武蔵野FC 1-0 ホンダロックSC

連勝を狙う15位・横河武蔵野FC(勝点23)が、16位・ホンダロックSC(勝点19)を味の素フィールド西が丘に迎えた一戦。下位同士の直接対決で、是が非でも勝点3の欲しい両チームの戦いは、粘り強い守備が目立つ試合となった。

若い指導陣と地元の選手を主体としたアウェイのホンダロックSC。普段のホーム武蔵野陸上競技場ではなく、西が丘での試合となる横河武蔵野FC。ホンダロックのゴール裏には、アウェイにも関わらず大きな声援が響き、ホーム横河のサポーターも負けじと楽器や太鼓を鳴らした。

試合開始直後は両チームともボールを蹴り込んでしまい、下位に沈む理由が見え隠れする立ち上がりとなった。しかし、時間が経つにつれ、ピッチ上にはそれぞれ目指しているサッカーが浮き上がってくる。

PKのピンチをしのぎ、前半を無失点で終えたホンダロックSC

ホンダロックはしっかりと引いた守備から素早い攻撃を仕掛け、サイドに流れたキャプテン釘﨑康臣を中心にクロスを上げる。一方の横河は、足元でじっくりとパスをまわし、試合は「ポゼッションの横河vsカウンターのホンダロック」という構図となっていく。

横河はFW関野達也が中心となりチャンスを作る。まずは、相手のバックパスをカットした関野のパスに、MF林俊介がミドルシュート。その数分後には関野がドリブルからシュートを放ち、こぼれ球にMF遠藤真仁が詰める。サイドチェンジを増やし、徐々にペースを掴んでいく横河だが、ホンダロックの堅い守備を崩すには至らない。

そんな攻めあぐねる横河に千載一遇のチャンスが訪れる。FW小野祐輔がペナルティエリアで倒されると、審判の判定はPK。キッカーは倒された小野。しかし、強烈なシュートはホンダロックのGK桑原一太にコースを読まれ阻止されてしまう。その後もホンダロックは桑原を中心にゴールに鍵をかけ、前半はスコアレスで終了となる。

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