#135 7/21 関東1部リーグ 後期 第4節 エリースFC東京 vs クラブ・ドラゴンズ
流通経済大学の1年生で構成されるクラブ・ドラゴンズも、アタッキングサードまでは侵入出来る。しかし、最後の局面ではエリースの守備陣に寄せられプレーの精度を欠いた。
対するエリースは効率良く、簡単に相手ゴール前へと迫る。そして41分、途中出場のFW伊勢陽平とのワンツーで長沼が突破すると、リターンを受けた伊勢が決めて試合に終止符を打った。
東京都サッカートーナメント・社会人代表決定戦に向けて
公式戦2連敗中のエリースだったが、この日は攻撃が爆発。守備でも無失点に抑えた。危機感を持ったチームは選手同士で話し合い、意志統一をしてきたという。全員が意識を共有出来た事が、大勝を後押しした。これで、24日の横河武蔵野FC戦へと良い形で向かえるはずだ。
横河戦に向けて檜山監督は、「付け入る隙はある」と話す。2011年まで横河でプレーしていた山下は、「カテゴリーは違うけど、また一緒にサッカーがやれるので楽しみ」と、古巣との対戦とかつての仲間との再会を心待ちにしている。
平日開催という事で、普段よりも更にメンバー集めに苦労したようだが、戦える選手達は揃っている。一発勝負は何が起こるかわからない。だからこそ、エリースFC東京にもチャンスは十分ある。この日の勝利で手応えを得たチームは、格上からの金星を狙っている。
<試合後の監督・選手コメントは3ページ目に続く>