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#116 5/5 チャレンジリーグ 第5節 スフィーダ世田谷FC vs 常盤木学園高校

追いかける展開となったスフィーダは、22分にMF社納未樹を投入する。直後に、その社納がクロスに飛び込むもシュートはクロスバーを超えた。29分にはMF冨山瞳と堀が立て続けに狙うが、いずれも相手守備陣の体を張った守備にブロックされる。終盤にはDF臼井理恵を前線に上げ、相手ゴール前での迫力を求めた。しかし、それでもゴールは決まらずタイムアップ。スフィーダは今シーズン初黒星を喫した。

この敗戦で、スフィーダの連勝は4でストップした。試合後、監督と選手の口からは「決めるべきところを決めないと」という言葉が出た。「いつも通りやれば決められた」と下條が振り返るように、相手の守備にそこまで苦戦したわけではなかった。だが、最後の一押しが足りなかったのも事実。リードを許した後は各々が焦り、いつものサッカーが出来なかった。

「これも経験かなと思う」と川邊監督。リーグ戦では上手くいかない試合もあり、それがこの試合だった。幸い、内容に大きな問題があったわけではない。チャンスをいかにゴールへ結びつけるか。どこよりも多くの得点を奪っているスフィーダにとって、決して難しい課題ではない。「楽観的に捉えている」という川邊監督の言葉を、サポーターは信じて良いだろう。

試合後のスフィーダ世田谷FC監督・選手コメント

川邊健一監督

-試合を振り返っていかがですが?
「やられたという感じですね。こういう緊迫したゲームの中で、やられるとしたら変なミスからだと思っていました。それだけ警戒していたんですけど、まさにその形でやられたなと」
-細かいミスも見られましたが?
「我々が優勢に押し込んでいたのでカウンターは仕方ない。一番はウチが点を取れなかった事だと思います」
-前半はアーリークロスが多かったですが、監督の指示ですか?
「はい。サイドから横に大きく振って攻めていきたいというのを話していました。横に振って相手を動かして攻撃に入っていこうと」

DF永田真耶

-カウンターから失点してしまいましたが?
「枚数を前にかけていた時のリスクマネジメントが出来ていなかったので、これからそこを課題にしていきたいです」
-後半はかなり高い位置を取っていましたが?
「点を取らないといけなかったので、リスクはあったんですけど高い位置から行くようにしました。そういう時も守備のバランスを見ながらやらないと、今日みたいな事になってしまうので確認していきたいです」
-なかなか前線にボールが収まらず、前に行きにくかったですか?
「タイミングが難しくて、上がって良いのかなという風になってしまった。前半は攻撃に参加していけなかった」

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