#112　4/20 JFL 第7節 FC町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田

FC町田ゼルビア・秋田豊監督

「雨の中、沢山のサポーターの方に来ていただけた事にお礼を言いたいです。試合に関しては、立ち上がりから自分達のペースでプレスをかける事が出来ました。ボールを持たれたとしても、危険な位置ではやらせていなかったと思います。良い形でボールを奪って、攻撃が出来た事はプラン通りです。相手が一人少なくなった事で終始ゲームをコントロール出来ました。3点目、4点目と点を取りながら、選手達が自信を持てるようやっていきたいです」
－途中出場の齋藤選手への評価を教えてください。
「彼には類稀なスピードがあるので、チームにとってプラスになると思っています。最後の10分間で観客を沸かすプレーも見せてくれました。まだまだやるべき事は沢山ありますが、出来る事を少しずつ増やしてあげたいと思います」
－向選手の持ち味が発揮された試合だったと思いますが？
「少し前までは、チームとしてやらなければいけない運動量やスピードのバランスがなかなか上手くいかなかった。凄く苦しんでいましたが、自分の中で整理して、動きながらも彼の技術が出るようになってきました。特にここ2週間くらいは苦しかったと思います。ただ、選手として成長して欲しいから色々と要求してきました。彼が自分の中でクリアにした事で、今日の結果に繋がったのかなと思います」

FC町田ゼルビア・MF向慎一

－試合を振り返っていかがですか？
「立ち上がりから『アグレッシブにいこう』という話はしていました。シュートを打つ意識もありましたし、最初のシュートがどういう形であれ先取点になったので良かった。凄く良い流れでゲームに入れました」
－相手は中で繋いできましたが、そこにプレスをかける狙いは試合前からありましたか？
「相手が特徴のある攻撃をしてくるのはスタートからわかっていました。自分達のやり方を変えたわけではなく、とにかくボールに対して厳しくいこうと。それで、高い位置で奪ってショートカウンターを出せた。良い時間帯に追加点を取れましたし、それ以外もチャンスを作ったシーンは高い位置でボールを取れていました」
－監督からはシュートを打っていくよう言われていたそうですが？
「送り出してもらう時に、積極的に狙っていけよと言われていて、意識していた中でああいうプレーが出来ました。（オウンゴールの）記録が変わることを祈ります（笑）　僕としては狙いを持って（シュートを）打てました」
－相手の間でよく受ける事が出来ていたと思いますが？
「ディフェンスラインと中盤の間にスペースがあったので、そこでどれだけ受けられるかだと思っています。どれだけ前を向いてプレー出来るかという狙いを持っていますし、今日に関しては良い位置で受ける事が出来ました。ちょっとしたミスを減らせば、もっと決定的なシーンを作れると思います」
－向選手が中央でプレーする事で、サイドバックも高い位置を取れていたと思います。
「ウイングというか、ガンガン仕掛けていくタイプでもないですし、周りの選手とのコンビネーションで崩していくタイプだと思っています。サイドバックが上がれるスペースを作ってあげられるし、中にいるだけでなく外に出て相手を引っ張る動きも、バランス良くやるように意識しています」

（了）