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#100 11/24 関東社会人サッカー大会 準決勝 坂戸シティー vs 青梅FC

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #100

走りきれなかった青梅FC 坂戸シティに敗れ、関東リーグ昇格の夢潰える

11/24(土)11時 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
第46回 関東社会人サッカー大会 準決勝
坂戸シティー 0-0 青梅フットボールクラブ

試合後、この日の為に集まった多くのサポーターに、挨拶へ向かう青梅FCの選手達。大声を張り上げて応援してくれた12人目の選手達に深く一礼すると、キャプテンのMF福井佑太は崩れこむようにその場にうずくまった。関東リーグ昇格に向けて並々ならぬ思いで臨んできた。だがそのチャレンジは、準決勝で終わりを告げることとなった。

2回戦を終えた直後、青梅・北原由監督は準決勝に向けてコンディショニング、メンタル、そしてセットプレーの守備について言及していた。負ければ終わりのトーナメントでは、コンディションと精神面の調整は勝負を分けるポイントだ。セットプレーについては、そこから失点を喫しているため改善が必要だった。そして、決勝進出を懸けた戦いの日を迎えた。

雰囲気に飲まれながらも徐々に持ち味を発揮

「雰囲気は良かった」と、福井は試合前のチームの状況を教えてくれた。だがキャプテンは、いつもとはどこか違う空気も感じ取っていた。ウォーミングアップの時から気合いが入り過ぎていた。

「もっと楽にやらないと自分達らしさが出ない」 決勝進出を懸けた大一番、チームはやや硬くなっていた。序盤はロングボールを送ることも多かったが、徐々にボールが回るようになり、自分達のリズムを掴んでいく。

前半23分、中央から右に流れながらパスを受けたFW吉田幸史がダイレクトで狙う。GKの正面に飛んだが、この試合初めてチャンスらしいチャンスを作った。

42分にはFW岩田朗とのワンツーでバイタルを崩すと、リターンを受けたMF坂本隆がシュートを放った。立ち上がりこそ硬さが見られた青梅だったが、前半途中からはいつものサッカーを展開した。

そしてアディショナルタイム、試合を動かす。吉田のスルーパスに岩田が抜け出すと、中央へ切り返し右足でフィニッシュ。GKの飛んだ方向とは逆の、ニアサイドに流し込んで青梅が先制点を奪った。

このシュートは、岩田がファーサイドに打つようなフォームを見せたことで相手GKをそちらに反応させていた。岩田の、ストライカーとしての真骨頂が発揮された場面だった。

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