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#89 10/16 全社 準決勝 FC KOREA vs バンディオンセ加古川

試合後のFC KOREA監督・選手コメント

DF黄永宗・監督兼選手
-試合を振り返っていかがですか?
「最初のワンチャンスで決まって、その後すぐのチャンスで僕が外しちゃったんですけど、先手を取ることを続けられているのが良い結果を生んでいると思います。点を取った後は守備の意識を持って、攻めに繋げられていました」
-連戦の疲労についてはいかがですか?
「あったと思いますけど、昨日と同様の展開だったので、無理して運動量を上げなくても良かった。相手を嵌める所では嵌められていました。あえて上げないで、調節しながらやっていました」
-決勝の相手である福島ユナイテッドにはどのような印象をお持ちですか?
「今大会の本命かなと思います。SC相模原と同等か、もしかしたらそれ以上かもしれません。なので、僕らはチャレンジャーの気持ちで臨むだけです」
-リーグ戦の残留争いを経てチーム状態も良くなっていると思いますが、具体的にどのようなことが要因として挙げられますか?
「絶対に勝たないといけない試合を経験できたのは大きいと思います。例えばリーグ戦の時は、そこに向けての1週間で意識の高め方や試合の雰囲気、わずかなミスが失点に繋がるとか、そういうのを良い意味で経験できた。こうやってやれば勝てるんだというのもわかって、自信にもなりました。そして、勝つことでまとまって、チーム力もアップしてきたと思います。リーグでは残留争いをしてしまいましたが、災い転じてじゃないけど、そういう経験は大きかったです」

MF朴世訓
-試合を振り返っていかがですか?
「相手も地域決勝が決まっていて、ミーティングでは、この大会で優勝したい気持ちの強い方が勝つと話していました。相手が満足していたら勝てるし、優勝を目指してきていたら、それを上回る気持ちでやろうと。立ち上がりに先手を取りましたけど、今大会は全部先制しています。早い時間帯に取れているのは、偶然じゃなく必然だと思っています。ウォーミングアップから集中しているから、一気に力を出せています」
-先制で相手は浮き足立ったように思いますが?
「うちが決めた後、相手はチグハグになったと思います。プレスをかけると蹴ってくれたりGKに下げてくれました。僕らはラインを押し上げて、相手陣地でプレーができました。先手を取る気持ちは強いですし、良い流れでできました」
-後半は、少しペースダウンしたようにも見えましたが?
「ウチが1点取られたら相手は前に来るし、逆に僕らが決めれば向こうは更にキツくなると思っていました。まずは入りをしっかりやって、ワンチャンスをモノにして優位に立とうと。ラスト2、30分は、押し込まれると疲れもあってミスも増える。今日はサイドの選手を絞らせて、奪ったらすぐに蹴らずにしっかり繋ごうと試合中に話していました。何回かは形ができていたと思いますが、苦しい時間帯もありました」
-明日の決勝戦に向けて意気込みをお願いします。
「まだまだ僕らのことを知らない人は多いと思いますし、ノープレッシャーでやれるんじゃないかと思います。楽しく、自分達らしいサッカーをして優勝したいです。今日みたいに在日の方やOBが(スタジアムに)来てくれて、背負っているものを感じたし、皆さんを喜ばせることにやりがいも感じます。明日は、僕らを応援してくれている方々のためにも結果を残したいです」

(了)

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