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#11 11/20 なでしこリーグ 第18節 日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #11

11/20(日)13時 なでしこリーグ 第18節 
日テレ・ベレーザ 0-1 浦和レッドダイヤモンドレディース(西が丘サッカー場)

なでしこリーグ最終戦 2011ベレーザの集大成を見せられたか?

試合開始から主導権を握ったのは、浦和レッドダイヤモンズレディースだった。FW吉良知夏とFW後藤三知の2トップにボールを収めると、そこに中盤の選手が絡んで攻撃を仕掛けた。対する日テレ・ベレーザは、MF原菜摘子、MF伊藤香菜子のダブルボランチが相手の厳しいマークにあい、ボールを持つことができない。そのため、ベレーザのポゼッション率はなかなか上がらなかった。

押し込まれる時間が続くベレーザは、相手DFラインの裏を狙うパスを出して打開を試みる。FW岩渕真奈が何度か良い形で抜け出すも、オフサイドにかかってしまう。そして前半35分、レッズレディースに先制ゴールを許す。MF柳田美幸のパスを受けた後藤が右サイドをドリブルで持ち込み、クロスを送る。中央で吉良がマークをかいくぐりながらシュート。これはポストに当たるも、こぼれ球をMF安田有希が押し込んだ。ベレーザの前半最大のチャンスは45分。下がってボールを受けた岩渕がスルーパスを通す。これに抜け出した伊藤が得意の左足で狙うも、惜しくもGKに弾かれた。

後半はベレーザが攻め、浦和が守る展開に。ベレーザは岩渕やMF木龍七瀬がポジションにとらわれない流動的な動きを見せ、原や伊藤も機を見て前線まで上がるなど攻撃に厚みが生まれた。23分にはサイドチェンジを受けた木龍が持ち込み、シュートを放つもわずかに枠を外れた。36分、ベレーザ・野田朱美監督は最後の交代カードを切る。DF須藤安紀子に代えてMF小林弥生を投入し、岩渕を左サイドハーフ、小林弥をトップ下に置き、相手を押し込む。しかし、ゴールを奪うことはできず0-1のまま試合は終了。

岩渕が両チーム最多となる4本のシュートを放つなど、90分間のシュート数では相手を上回ったが、ゴールは遠かった。ベレーザは、最終節を勝利で飾ることができなかった。

(試合後の監督・選手コメントは2ページ目以降に続く)

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