#17 1/26 東京23FC 2012報告会&2013新体制発表会
1月26日、中野サンプラザにて東京23フットボールクラブの2013新体制発表会が行われた。
2012シーズンは昇格1年目となる関東社会人サッカーリーグ2部でリーグ優勝し、関東リーグ1部昇格を決めた東京23フットボールクラブ。会場にはクラブスタッフ・選手とスポンサー関係者、ファンら約100名が集まった。
西村代表の挨拶に始まり、2012年の東京カップ、関東リーグ2部、全国社会人サッカー選手権などトップチームの健闘を試合映像で振り返り、シーズンの報告を行った。また、2013シーズン新加入選手5名や新キャプテン就任が発表され、昨シーズン限りで引退したFW山本孝平選手、監督2シーズン目を迎える米山篤志監督がステージ上で挨拶するなど、会場に集まった人達への支援のお礼、そして2013シーズンの更なる躍進を誓った。
西村剛敏代表の挨拶
「代表をしております西村でございます。2012シーズンは関東2部リーグ優勝、そして本年の1部昇格と、良い結果を生むことができました。これもひとえに皆様方のご協力、そしてご支援の賜物だと心より感謝申し上げます。本日は、元衆議院議員で農林水産大臣を歴任されました島村先生を始め、江戸川区のサッカー連盟の皆様にもお越し頂きました。今後の流れについても、お話ができるものと思っております。
現在、東京そして日本では、オリンピックの招致活動が行われております。思い起こせば1964年の東京オリンピックから長い年月を経て、老朽化した施設、そして東京の活力をもう一度取り戻そう、そんな中で招致活動が行われていると思います。しかしながら、やはりそこにはスポーツの文化がないと、片手落ちになってしまうのではないかと思います。
この東京という地域の皆様方が、日常的にスポーツをして、ウィークデイ、ウィークエンドにトップチームを応援して熱狂できるような、全員がスポーツをできるような、そして、トップチームをプロとして応援していく。我々東京23FCは、そんなスポーツ文化をこの東京に作りたいという想いで活動しています。まだまだ至らない所はございますけど、既に歩みを始めて3年が経っております。この3年間の中で着実にステップアップし、これからトップチームはJリーグを目指し、そして世界へ出ていこうという所に差し掛かってきています。今や夢ではなく目標として捉えることができる。
せっかくの機会ですので、我がクラブのエンブレムの由来をご説明させていただきたいと思います。一番左にはイチョウの葉が5枚、真ん中にはサッカーボールという形。右側、23の星は当然23区を示しております。そして東京といえばタワーですね。墨田区のタワーができる前からこのエンブレムはございましたので、どのタワーかはご想像にお任せします。そして左側の三つのラインは、23区を代表する川、江戸川・隅田川・荒川をさしています。このようにエンブレム、そして東京23FCという名前、全てにおいて我々の考えや進むべき道を示して、これからも活動していこうと思っております。
今シーズンのリーグ戦より、江戸川区の皆様のご理解、ご協力をいただきまして、ホームゲームの約半分の数、江戸川区の陸上競技場をホームとして戦うことが、ご協力の中で進んでおります。少しずつではありますけど、我々も東京23区、戦いの場を江戸川区に定めながら活動をしてまいります。今年、更に上を目指してJ3という話もチラホラ出ていますけど、JFL、J3、どういう道を進むのかはしっかり見極めながら皆様方と共に考えて進んで参りたいと思います。是非1年、長いシーズン、厳しい戦いが続きますけど、今後益々ご支援ご協力いただきますよう、お願い申し上げて私のご挨拶とさせていただきます。最後までお楽しみください」