東京23FC　3/28練習レポート

関東リーグ2部 東京23フットボールクラブ　3/28練習レポート（横浜市しんよこフットボールパーク）

今週末4月1日（日）に、三菱養和サッカークラブ（関東リーグ2部）との東京都社会人サッカーチャンピオンシップ・2次戦トーナメント決勝を控える東京23FCが、横浜市しんよこフットボールパークで練習を行った。

まずは5対5のパス回しが始まる。相手のプレスをいなしながらパスを繋ぎ、守備陣の頭上を浮き球で通す。その後、 5対5対5のパスゲームに移行した。5人がフリーマンとなり、ボールを持っている方につくため、10対5となる。先程のメニューのように、浮き球も織りまぜながらのトレーニングとなった。時折、米山篤志監督が練習を止め、指示を送っていた。

そして、最後にクロスからシュートの練習。クロスを上げる選手は、ハーフラインからゴールライン際までフリーランニング。中で合わせる選手も20m程ダッシュし、ターンしてからクロスに合わせた。かなり辛そうだったが、どの選手もよく声が出ており、良い雰囲気の中で行われた。

22:30過ぎに全体練習は終わり、少し居残り練習をして、この日は終了した。

米山篤志監督コメント

－新体制発表会でもおっしゃっていた、楽しみながら負荷をかける練習ができているように見えますが？

「どうですかね。まだ手探りでやっていますよ。選手達には迷惑もかけているだろうし、助けられている部分もある。まあ、お互いに助け合っていると思います。選手と監督は敵じゃないし、バランス良くできているかな。」

－練習を止めて指示を出していましたが？

「自覚を促すようなことを言っている。まだ言われないとやらないところもあるので、気づいたら言うようにしています。」

－社会人チームを率いて、社会人を相手に戦っています。監督から見て社会人のサッカー選手はどのように映りますか？

「こんなにサッカー人口が多いんだなと思うし、“やるじゃん”と思う選手もいます。うちの選手達も、サッカー選手としてだけでなく、人間的にも良いものを持っています。」

－Jリーグなど、上の舞台でもやれる選手もいると思いますか？

「そこは本人達がどう思うかなので、僕がどうこう言うことではないと思います。でも、やってみないとわからない部分はありますけど、中にはできるなと思う選手もいます。」

－決勝戦の三菱養和SCについては、どのような印象をお持ちですか？

「養和は小学生、中学生などのカテゴリーもあって、僕も小さい頃に対戦したことがあります。非常にテクニカルでしたし、どの年代もその流れがありますね。決勝は相手もポゼッションしたいだろうけど、うちのペースでずっとやれるような試合にしたいです。」

（了）