#155 9/22 関東1部リーグ 後期 最終節 クラブ・ドラゴンズ vs FC KOREA
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #155
FC KOREA 悲願の関東リーグ1部初優勝!
9/22(土)13時 RKUフットボールフィールド
関東1部リーグ 後期 第9節
クラブ・ドラゴンズ 2-3 FC KOREA
共に勝点37でこの日を迎えた首位・FC KOREAと2位・ヴェルフェたかはら那須。両者の順位を分けるものは、得失点差の『1』のみ。KOREAとしては勝利はもちろん、なるべく多くのゴールを挙げ無失点で試合を終わらせたいところ。
流れは悪くなかったが、同点に追いつかれる
円陣で気合を入れ、ピッチに散らばっていく選手達。同じタイミングで控え選手達も円陣を組んでいた。チームワークを活かしてきたKOREAが最後の意志統一を終え、各々が極限まで集中力を高めた。
守備に特徴のあるチームだ。早めにリードを奪いたい気持ちを抱きながら、この試合も先に失点しない事を念頭に置いた。それでも前半のシュート数は、クラブ・ドラゴンズの4本に対して、KOREAは8本と大きく上回った。前半6分、FW権載龍が相手を掻い潜りシュートを狙う。これで得たCKから、DF馬舜がクロスバー直撃のシュートを放つ。早い時間にチャンスを作ると13分、この日2トップの一角に入ったFW朴世訓が楔を受けて右サイドへ展開。オープンスペースに走り込んだ権が持ち込み、右足を振り抜く。これがクロスバーに当たってゴールを割り、KOREAが欲しかった先制点を奪った。
しかし喜びも束の間、クラブ・ドラゴンズが反撃を見せる。19分、右サイドから攻め込みFW安芸銀治がシュート。GKが弾いたこぼれをMF吉森恭兵が詰めて、試合は振り出しに戻る。
逆転を許すも執念でひっくり返す
後半も前半同様、KOREAがボールを長く持ち、クラブ・ドラゴンズが鋭いカウンターを見せるという構図で始まる。クラブ・ドラゴンズの急先鋒となったのが、MF日高大。スピードに乗ったドリブルで前半から左サイドを掻き回していた。そして後半16分、クラブ・ドラゴンズがペナルティエリア手前でフリーキックを得る。これを日高が、壁の下を射抜くシュートでネットを揺らした。