#141 8/4 関東1部リーグ 後期 第6節 FC KOREA vs ヴェルフェたかはら那須
『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #141
リーグ優勝争い大一番で3発快勝 FC KOREAが底力を見せつける
8/4(日)13時30分 江東区夢の島競技場
関東1部リーグ 後期 第6節
FC KOREA 3-1 ヴェルフェたかはら那須
全国社会人サッカー選手権大会の関東予選後に再開した関東リーグで、FC KOREAは2敗1分と調子を落としていた。
FC KOREAが電光石火の先制弾
「今すぐにでも変わらないとズルズルいってしまいそうな雰囲気。前を向いてやっていくしかないです」
前節の試合後、MF朴世訓はそう言って唇を噛んだ。だが、この日の試合を見る限り、確かな変化がチームにあったように思う。試合開始早々、FW金載東が左でためてCKを得る。中央に送られたボールに飛び上がったDF洪正樹が打点の高いヘッドを放つ。クロスバーに当たってそのままゴールイン。開始2分でKOREAが待望の先制点を奪った。
リードを奪ったKOREAだったが、その後はヴェルフェたかはら那須のペースに。前半25分には右サイドを抜けたMF林慶之がクロスバー直撃のシュートを放つ。だがKOREAも、この場面はしっかり耐えて守備陣も固いブロックを敷いた。
守勢の時間をしのぐと、KOREAに再び歓喜の瞬間。40分、左サイドからのクロスを朴が左足で確実にミートしネットを揺らす。このチームらしい勝負強さを体現したエースのゴールで、KOREAがリードを広げた。
ちなみに朴はこの場面の前も何度かクロスを中央で合わせており、それらが伏線となった。
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