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#141 8/4 関東1部リーグ 後期 第6節 FC KOREA vs ヴェルフェたかはら那須

優勝に向けて大きな意味を持つ勝点3

勝てない時はチームメイトへのカバーが遅かったり、球際でも迫力が無く、KOREAらしくない部分が散見された。それがこの日は改善された。球際では強さが蘇り、ボールを失った直後のプレスも機能。相手の攻撃に対して数的優位で守る事も出来た。そして、しっかりチャンスを活かしてリードを広げる。

後半13分、DF成慶泰の完璧なクロスを、ファーサイドでMF卞栄将がこれまた完璧な右足ボレーを突き刺した。この試合に勝たなければ優勝は厳しくなる大一番で、KOREAが久しぶりに勝負強さを見せつけた。

アディショナルタイムに1点を返されたものの、この日の勝者はKOREAだった。前節を落とし、チームの雰囲気も決して良いものではなかっただろう。

だが今日までの1週間、チームは高い意識を持って練習に取り組んで来た。それが大事な試合での勝利に繋がった。これで首位・ヴェルフェたかはら那須との勝点差は「2」に縮まった。残り3試合全てに勝つべきなのは言うまでもないが、ライバルにプレッシャーを書ける意味でも大きな勝利だった。

そして、しばらく勝利の無かったチームに、再び活気と勢いを与えられたはずだ。関東リーグ制覇、そして地域決勝出場、JFL昇格に向けて、FC KOREAはラストスパートに入った。

試合後のFC KOREA監督兼選手 DF黄永宗コメント

-セットプレーから早々に先制しましたが?
「あれがうちのスタイルです。最近は暑さもあってかなかなか動けなくて、やろうとしていたんですけど出来なかった。今日はこれまで出来ていなかった事を修正出来たと思います」
-久しぶりの勝利ですね。
「もがいてもがいて、2ヶ月ぶりくらいの勝利ですからね。苦しかった。今日結果を出せたので、後3試合に可能性を残せたと思います」
-前節から今日までチームの雰囲気はいかがでしたか?
「一人ひとりが、この試合がどういう意味を持つかわかっていたと思います。僕がうるさく言わなくてもみんなが意識を持って取り組んでいたと思います」

(了)

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