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#3 8/27 東京都サッカートーナメント決勝 FC町田ゼルビア vs 専修大学

『東京偉蹴的 MATCH OF THE WEEK』 #3

第16回 東京都サッカートーナメント 決勝
8/27(土)18時 FC町田ゼルビア 1-1(PK5-4) 専修大学体育会サッカー部(西が丘サッカー場)

第16回東京都サッカートーナメントの決勝が西が丘サッカー場で行われた。
決勝を戦うのはJFLのFC町田ゼルビアと関東大学リーグ1部の専修大学体育会サッカー部。
優勝となればゼルビアは初、専修大は12年ぶり2回目となる。

試合の主導権を握ったのは専修大だった。専修大は後方で横にボールを回し、重心をじわじわと高くしていくと、急激に縦にベクトルを変えてゼルビアのゴールに迫った。前半6分、DF北瓜健吾が右サイドを縦に突破すると、彼のクロスからFW稲葉圭吾が中央で合わせる。このシュートはGK修行智仁がきちんと防いだが、専修大学の先制点は時間の問題のようだった。

JFLチーム相手に真っ向勝負を仕掛けてくる専修大学

専修大の緩急をつけた攻撃にゼルビアは守勢を強いられる。ゼルビアも勢力的に積極的にボールを追いかけて対応した。ところがボールを奪ってもすぐに放り込んでしまい、攻撃が続かなかった。ロングボールでFW北井佑季とFW勝又慶典を走らすも専修大学の脅威とはならない。

時は訪れた。24分、専修大はMF庄司悦大のパスをFW町田也真人が受けると、丁寧にゴール右隅へ流し込んだ。専修大が先制点を奪う。横河武蔵野FCに6-0で勝利した強さの片鱗を見せた。

「難しい試合となることは予想していた。専修大学については前回の試合では6得点をとって勝利していたのは知っていましたし、攻撃的で速く、魅力的なサッカーをしてるのも知っていた。」
(FC町田ゼルビア・ポポヴィッチ監督)

受け身になってしまっていたゼルビアも反撃を試みたいところ。変化をつけても良さそうだったが、単発の攻撃を繰り返した。しかしながら繰り返していた単発の攻撃が同点に結びつく。

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