#174 12/1 関東社会人サッカー大会 3位決定戦 早稲田ユナイテッド vs 慶應BRB
早稲田ユナイテッド・今矢直城監督
-モチベーションを保つために、選手達にはどのような事を強調しましたか?
「昨日、1時間くらい選手達とミーティングをして、良い反省会が出来ました。全員がどうかは分からないですけど、気持ちの部分では切り替えられたと思います。難しい状況ではあるけど、プライドを持ってやろうと話しました。昨日負けましたけど、その予兆が今シーズンの中にもあったのか、もう一度振り返って、どこがいけなかったのかという事を、みんなで少しだけれども整理出来たかなと思います。それが今日に繋がったし、来年に繋がるような準備をしようと」
-選手達が楽しんでプレーしていたように思います。
「どんなにプレッシャーのかかる試合でも、楽しくやるのはウチのモットーです。昨日より、楽しんでやっているように見えたという事だと思います。内容的には慶應さんが勝ってもおかしくない試合でした。圧倒したわけではないですし、たまたまウチの方にボールが転がってきたケースがたくさんあった。ただ、最後の精度は昨日より高かったかなと思います」
-慶應に対してリーグ戦の借りを返す形になりましたが?
「来年に向けてという所で、良い相手と戦える一つの試合として考えていました。結果的にリベンジという形になりましたけど、もっと上を目指してやっていきたいと思います」
慶應BRB・福田雅監督
-関東リーグ昇格を逃した翌日という事で、モチベーションを保つのは難しかったと思いますが?
「正直言って、モチベーションは何も無かったです」
-ただ試合を消化しただけ、となってしまいましたか?
「敗北は明日の勝利に繋がるものですけど、今日の敗北は、次へ繋がるものが何も無い試合でした。昨日の準決勝の敗北と比べたら」
-5失点は今シーズン初めてですか?
「初めてですね。何か欠けていたものがあったんだと思います。今日の敗北で次に繋がるものは何も無い。もっと言えば、昨日の敗北も“明日の勝利”が無ければ意義を持たないですよね。ただ負けただけ」
(了)