#162 10/16 天皇杯 3回戦 東京ヴェルディ vs 川崎フロンターレ
東京ヴェルディ・三浦泰年監督
「天皇杯3回戦ですが、こういう経験を積むという事が我々の目標ではなく、天皇杯で勝利していく事、目の前のチームとしっかり戦って勝負にこだわる事が大事です。そういう事がわかりながら、前半の相手のスピード感や精度に対して、立ち上がりから怖がってしまった。立ち上がりの失点は試合を進めていく中で、このレベルの相手とやるには非常に不利な状況になってしまう。ただ、0-2で凌げたので後半に繋げる事が出来ると前向きに考えていました。力の差を感じる試合にはなったものの、試合の展開としては一つ取れればという所まで持っていく事が出来たと思います。ただ最終的なフィニッシュの部分では、もう1点取られて0-3で負けたわけですから、この差を我々がどうやって向き合っていくか。目指す所は定まっているわけですから、この差をどう埋めていくが課題であり、テーマになると思います。天皇杯は非常に素晴らしい大会ですし、ファイナルに向けて選手達により良い試合を積ませたかった。天皇杯はこういう形で終わりましたけど、リーグ戦に向けてポジティブな部分もありました。後半の立ち上がりから攻撃の部分で良い所がありました。早く切り替えて次の準備をして、次のミッションに対して集中してしっかり準備を出来ればと思っています」
東京ヴェルディ・DF森勇介
-試合を振り返ってください。
「もう少し取られてもおかしくなかった。入りが悪過ぎました。J1のチーム相手にあんなプレーをしていたら難しいです」
-後半は良くなったように思いますが?
「相手が流した部分もあったと思います。点を取れていれば違う展開になったかもしれないですけど、そこで取れないのが今のうちの実力だと思います」
-ご自身のプレーについてはいかがですか?
「手応えとかはないです。どんな相手にもやれる自信はありますし、普段通り落ち着いてやれば、相手がJ1だからというのは関係ないです」
-残りのリーグ戦について一言お願いします。
「プレーオフに進める可能性はありますし、全部勝って勝ち点を積み上げられるよう頑張ります」
東京ヴェルディ・FW中島翔哉
-前半は相手のペースでしたが、やっていてどうでしたか?
「J1だなと思いました。J2とやっている時の相手ペースの時間とは違いました。J2はどちらかというとガチャガチャしていて、裏へのパス1本で相手ペースになったりします」
-前半から受けて前を向くシーンを作っていましたが?
「スペースが結構あって、緩いなという感じはありました」
-後半は押し込みましたが?
「サッカーは前後半あって、前半の積み重ねが後半だと思います。1試合通して考えています。点を取れないのは技術が低いから。強い相手とやるのは楽しいです。苦しい試合でしたけど、楽しまないと苦しむ意味もないと思います。そういう時こそ、一つの動きとかで新しいものを生み出したい。イメージはあるので、それを実現出来るようにたくさんボールに触って、みんなと話し合っていきたいです」
(了)